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入力した最高入札価格(=予算)以内で、システムが他の入札者と自動で競り合いをしてくれる機能です。
自動入札によって、入札者にはつぎのようなメリットがあります。
入札者が入力した最高入札価格は、他の人から見ることができません。システムが入札した価格だけが、現在価格や入札履歴として公開されます。
実際の例を参考に、自動入札のしくみをみてみましょう。
わかりやすいように、最高入札価格を“予算”と言い換えて説明しています。
開始価格10万円の競走馬のオークションが始まりました。現在価格は10万円です。
Aさんが予算20万円で、この競走馬に入札しました。
システムは、予算の範囲でできるだけ安く入札してくれます。
この場合、開始価格の10万円が一番安く入札できる価格ですので、システムは10万円でAさんの代わりに入札します。
その結果、競走馬の現在価格は10万円となり、Aさんは落札候補になることができました。
そこへ、同じ競走馬に目をつけたBさんが、予算15万円で入札しました。
ここでいよいよ自動入札による競り合いが発生します。自動入札での競り合いは、入札単位と呼ばれる金額を現在価格に上乗せして行われます。
入札単位は競走馬によって異なりますので、商品ページで確認してください。
今回入札単位が1万円であるとします。
この場合、システムは現在価格10万円+入札単位1万円の11万円で、Bさんの代わりに入札しようとします。
ところがAさんの予算は11万円より高い20万円なので、さらに入札単位1万円分高い12万円で、Aさんの代わりに入札しようとします。
このようにして、Bさんの予算15万円まで、システムが自動で競り合いを行います。
現在価格が15万円になったとき、Bさんの予算ではもう入札できなくなってしまいます。
一方、Aさんの予算は20万円なので、Aさんの代わりにシステムが16万円で入札します。
その結果、競走馬の現在価格は16万円となり、Aさんが落札候補のままとなりました。
どうしてもこの競走馬をあきらめきれないBさんは、今度は予算20万円で入札しました。
同じ予算で入札した場合、最初にその価格で入札した人が優先されます。
この場合、Aさんが最初に予算20万円で入札しているので、システムはAさんの代わりに入札します。
システムの入札額は、予算と同額の20万円となります。
その結果、競走馬の現在価格は20万円となり、引き続きAさんが落札候補のままとなりました。
ただし、もしBさんが予算を21万円以上にしていたときは、この競走馬の落札候補はBさんになります。
このように自動入札なら、1度入札しただけでシステムが予算の範囲内で自動で入札してくれるので、非常に便利です。