メイショウレオネス　Meisho Leones　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

12月10日の阪神競馬・3歳以上500万下（芝1800m）で、10番人気の低評価を覆して2着と好走したメイショウグロッケは本馬の半弟です。おじのメイショウヨシヒサは4勝、おばのメイショウラグーナも3勝をそれぞれJRAで挙げています。4代母のWinter TreasureはアメリカのG1で二度の2着があり、5代母のMinstrel Missは同じくアメリカで重賞3勝の実績馬。近親にも主にアメリカの重賞ウィナー、入着馬が多数いる牝系の出身です。
本馬は2015年11月にJRA東京競馬場でデビュー。3戦目に4着、4戦目には勝ち馬からコンマ3秒差の3着と通用の力を示しました。JRAで7戦を消化した後に園田競馬の現厩舎へ移籍。転入初戦でいきなり2着と好走し、4戦目で待望の初勝利を挙げました。C2クラスでは計2勝を挙げ、C1クラスでも2着、3着と好走歴がありましたが、その後は不振を囲っており、C2クラスに降級してからも思うような結果が出ていない現状です。脚質的にどうしても展開に左右される面があるだけに、格付的に有利になったり差し、追い込みが利きやすい競馬場に移籍したりするなど、条件や環境が変わることで活路を見いだせるかもしれません。新天地での活躍を願っています。
なお、右前内側に大きな骨瘤がありますが痛みなどはなく、順調にレースを使っています。

【本馬についての現状説明】
牝馬らしくカリカリしたところがあり、普段からうるさい仕草を見せていますが、人間の手を煩わせるほどではありません。右前の内側にある大きな骨瘤は転入当初からのもので、当時に焼烙治療をおこないました。その後は全く気にならず、順調にレースを使っているので問題はないでしょう。状態に大きな変動がないタイプで、移籍後は休むことなくコンスタントにレースを使っています。ただ、後ろから行く馬なので展開に左右されるのがネック。ずっといい状態をキープしているものの、なかなかうまくハマらないので結果に結びつきません。現状では前半から出して行って脚を使うよりも、自分からハミを取った時にゴーサインを出した方がいいと思います。それに、今の園田のC1～C2クラスはメンバーが強くて…。C2クラスで勝った2戦はいずれも強い勝ち方だったので、相手関係が楽になればもっとやれるはずです。（園田競馬西脇・橋本忠明調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3100円/日（税抜）です。
12月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄