アークレアル　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のキズナは2013年の日本ダービー馬で、国内外で重賞5勝をマーク。ディープインパクトの後継種牡馬としてスタッドインし、2019年にデビューした初年度産駒の活躍でファーストシーズンチャンピオンサイアーを獲得しました。その後もアカイイトがエリザベス女王杯馬を制し、ソングラインはマイルGⅠ3勝。さらに今春の皐月賞をジャスティンミラノが制しました。これまでにJRA及び交流重賞での勝ち馬が26頭誕生しており、今秋はサンライズジパングが盛岡の不来方賞、クイーンズウォークがローズS、シックスペンスが毎日王冠、ブラウンラチェットがアルテミスS、エリキングが京都2歳Sに勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のタニノハイクレアは4勝。きょうだいは半姉のウインシャトレーヌが5勝、エーデルメイシュは3勝、ハイエストクイーンは2勝、グレイスフルワードは1勝、またホウオウハイエストが船橋で3勝、セントアモーレとグロリアスヴァレーも地方競馬で各1勝、半兄のレジェンドシップもJRAで1勝をあげるなどしています。伯父にNHKマイルC馬ウインクリューガーがおり、マーメイドSに勝ったソリッドプラチナムは本馬の従姉妹。3代母バークレアの仔に独G1アラルポカル勝ち馬ウインドインハーヘアがおり、ファミリーからはディープインパクトを筆頭に活躍馬が多数出ています。

本馬は2024年4月13日の阪神ダート1800m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は488キロでした。スタートがやや後手となり、後方のインで揉まれる競馬で伸びなく15着。連闘で京都芝2000mへ向かうと、逃げの手に出て勝ち馬から0秒9差の5着でした。
その後の2戦で10着となり、7月の札幌芝2000m戦では2番手からレースを進め、3～4コーナーからは先頭に立ちましたが直線で後続に差されて0秒5差の5着。中1週の同距離戦では逃げてそのまま直線に入ったものの、残り200m付近で交わされてしまい5着敗退。勝ち馬からの着差は0秒5差でした。さらに中1週の芝2600m戦で8着に敗れると、関西から関東へ転厩して1勝クラス戦を格上挑戦することになりました。
11月3日の福島芝2600m戦で復帰して逃げてレースを進めますが、4コーナー手前で一杯となってしまい14着。11月30日の中京ダート1800m戦では先団のやや後ろからレースを進めるも、3コーナーで下がってしまい4秒1差の12着に敗れています。
前走後に協議した結果、ファンドを解散することになり今回のオークションへ出品させていただくことになりました。1勝クラスでは成績が振るいませんでしたが、未勝利戦で3度掲示板に載ったあたり、地方でリスタートすれば活躍してくれるものと考えています。前へ行ける点もアドバンテージとなるのではないでしょうか。
なおレース後に右前脚の裏に腫れが見られましたが、エコー検査の結果異常はありませんでした。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）