ユニルドール　Une Ile d'Or　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

半兄のサンライズクロンヌは特別勝ちを含む2勝をマークして、現在も現役で活躍中。祖母ゲルニカはパレルモ賞、CEディスタフ、ミルギニーズ、亜1000ギニーとアルゼンチンのG1を4勝した名牝で、日本に輸入されるとニュージーランドTを制したエイシンオスマンを輩出。孫の代からもサージェントバッジ（アンタレスS3着）、レッドカーペット（もみじS2着）などが出ています。曽祖母のGouacheもアルゼンチンのG1馬。ブラックタイプを更に紐解けばアルゼンチンのG1馬、重賞勝ち馬が多数浮かび上がる南米が誇る名牝系の出身です。
本馬は一昨年のJRAブリーズアップセールで購買し、仕上がりの早さを生かして2歳6月にJRAでデビュー。5戦目の東京・ダート1400mの2歳未勝利戦で待望の初勝利を挙げました。500万クラスに昇級後は思うような結果が出なかったことから、川崎競馬の現厩舎へ移籍。砂を被ると嫌がる面が災いしている印象ですが、直線で外目に持ち出せた3走前で3着と好走しているように能力は秘めているだけに、揉まれることなく気分良く行ければ南関東でも十分やれるでしょう。
前述の血統背景からもまだまだ変わり身が見込めるはず。また、将来の繁殖牝馬候補としてもご一考いただければ幸いです。

【本馬についての現状説明】
左前に骨瘤がありますが以前からのもので、固まっていて問題ありません。牝馬の割に飼い葉食いは旺盛な方ですが、それがなかなか身になってこない現状。追い切りで4ハロン51秒台の時計を馬ナリで出せるように能力はある馬。ただ、砂を被ると良くないタイプで、レースではメンコとホライゾネットを着けていました。そういう揉まれ弱い面があるため、枠順や頭数、展開など色々と注文は付きますが、揉まれることなくスムーズな競馬ができれば十分やれるはずです。（川崎競馬・山崎尋美調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・山崎尋美厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：大塚　亮一