グローバルリーチ　Global Reach　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬は2歳の4月と早い時期に入厩。その後も順調に調整し、17年6月17日、阪神ダ1200でデビューしています。2番人気に支持されたように追い切りの動きは抜群。当時は気性の幼さがあり、砂を被ったことで怯んで大敗しましたが、芝に矛先を向けてからは、4着、4着、1着と着実に成績を挙げていました。ただ、ひと息入れてこれからという矢先、放牧先で転倒（2017年10月28日）するアクシデント。日に日にトモの歩様が乱れたため、トレセン内の診療所で検査した結果、『第七頸椎がずれて盛り上がっている。これで神経が圧迫されて歩様の乱れに繋がっている』ことが判明。2017年12月9日に、全治9ヶ月の診断が下されました。その後は、まだ2歳と若いためこれからの成長次第では改善も見込めるのではないかとの考えから立て直しを図ることを選択。じっくり時間を掛け、3歳の2月下旬からはウォーキングマシーン運動を、同4月上旬からは騎乗調教を開始しました。トモの緩さがあり、腰を揺すったような歩き方をしますが、キャンターに行けばほとんど気にならない程度。2018年7月13日には栗東トレセンに帰厩し、順調に追い切りを消化しました。中間に運動を休むようなこともなく、全治期間が終了する前の8月18日、小倉「小郡特別」（芝1200m）で復帰。14着となりました。叩いた上積みを期待して連闘で芝1200に出走。追走に苦しかったことから、次はダート戦に向かいました。10月28日の新潟ダート1200mは出遅れも響いて後方での入線。距離延長を試みた11月11日の福島ダート1700mでは、右手前に替わってから不正駈歩になり、タイムオーバーとなってしまいました。トモの甘さもあり中央でのスピード勝負は分が悪かった印象ですが、力のいる地方なら前進も可能では。ここ2走は砂を被っても怯まなかったように精神面でも強くなっています。まだ3歳馬でもあり、今後の変わり身も期待できると思われます。
なお、裂蹄ではありませんが、2歳の年末に左前肢に蟻洞を発症したため治療。その後は全く影響は出ておりません。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2018年12月11日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2018年11月11日（日）　3回福島4日　6R　3歳上500万下　　ダ1700m（良）
　　　結果14着　　タイム1:51.6（1着馬からのタイム差5.6秒、5着馬からのタイム差4.3秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2017年12月9日（2歳時）に『第七頸椎がずれて盛り上がっている。これで神経が圧迫されて歩様の乱れに繋がっている』ことが判明。事故見舞金8号（調教中又は輸送中の事故により事故発生の日から9ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は6,100円/日（税抜）です。
11月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ヒダカブリーダーズユニオン