サンモントレー　Sun Monterey　　牝　５歳　　※中央競馬　登録抹消

軽快な先行力を武器に、芝、ダートを問わずに大活躍した本馬の母ヤングエブロス。特に圧巻だったのが3歳秋の根岸Sで、同年フェブラリーSの3着馬イブキクラッシュや、前年の覇者フジノマッケンオーなど、強豪古馬を相手に堂々たる走りを披露。11番人気ながら優勝を飾りました。そして母としても優秀な成績を収めており、JRAで5勝を挙げた第2仔のトシザヘネシーを筆頭に、本馬を含めて計7頭が勝ち名乗り。母譲りのスピードとパワーを兼備したタイプが多く、ダートの短距離での活躍が目立っています。一方、父クリストワイニングもダートの1000～1200ｍで3勝。2戦目のカトレア賞で2着馬に7馬身差をつける圧勝劇を演じたように、潜在能力の高さが光った素質馬でした。引退後、種牡馬生活を送り、産駒頭数は決して多くありませんが、そんな中から31頭も勝ち馬が出ており、2010年にはメイオウセイが九州ダービー栄城賞に優勝。父として優秀な成績を残しています。
本馬は2歳11月にJRAでデビュー。北海道シリーズのダート1000m戦で二度の3着があり、ダートの短距離戦に適性の高さを感じさせました。その後、大井競馬を経て川崎競馬へ移籍。移籍2戦目の川崎・900m戦で2着と好走して変わり身を見せると、同条件で破竹の3連勝を達成。いずれも鮮やかに逃げ切り、2着以下を突き放す圧勝劇を演じています。JRAへの再登録後は思うような結果が出ていませんが、川崎での実績は心強い限りで、短距離戦が充実している競馬場への移籍が叶えば十分やれるはず。左トモが少し鶏跛気味の歩様ではあるものの、調教やレースには支障なく、ここまで順調に使ってきました。新天地でもコンスタントに出走を重ねて賞金を稼いでくれると思います。持ち前のスピードを武器に、川崎競馬在籍時の輝きを取り戻してくれることを願って出品させていただきました。
なお、現在の賞金では南関東への転入はできませんが、年内に他場であと20万7000円を上積みすれば転入可能になる点は見逃せません。


※さく癖があります。

※左後肢は鶏跛（とりあし）の歩様をしています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
1月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）加藤ステーブル