マルヨリュノヒトミ　Maruyo Ryunohitomi　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

5代母は名牝シラオキ。コダマ、シスタートウショウ、マチカネフクキタル、テイエムドラゴン、スペシャルウィーク、ウオッカなど子孫から数多くのG1、重賞ウィナーが誕生し、「シラオキ系」と呼ばれる一大牝系を築き上げました。また、サンデーサイレンスの肌にローエングリンの配合といえば、朝日杯FS、皐月賞、安田記念とG1を3勝して種牡馬入りしたロゴタイプと同じ。その他にもヴゼットジョリー（新潟2歳Sと）、ゴットフリート（朝日杯FS3着）など数多くの活躍馬を送り出しているニックス配合です。
本馬は昨年6月に盛岡競馬場でデビュー。芝1000mの2歳新馬戦では先行して3着に善戦しました。ただ、新馬当時から馬体重が減っているようにまだ非力な印象は否めませんし、現状では条件の合うレースが少ないのも事実。そういう意味でも新天地への移籍がいいきっかけになると思います。心身両面が成長して力が付いてくれば、一変があっても何ら不思議はないでしょう。前述の血統背景からもその可能性は大いにあるでしょうし、将来の繁殖牝馬としてもご一考いただければ幸いです。
なお、本馬は検体（薬物検査）を昨年末に実施しておりますが、現在、結果待ちの状況です。また、各主催者の判断によっては、薬物検査（禁止薬物「プロカイン」を検出するための検査。今回の検体は「血液」により実施済み）の必要が生じる場合があります。予めご了承ください。

【本馬についての現状説明】
いいスピードがあって楽に先行できる反面、まだ非力。それでもバタッと止まっている感じはありませんし、距離は千四くらいまでこなせると思いますから、体力が付いてくれば変わり身があるはずです。揉まれ弱い面があるだけに、現状ではハナを切って気分良く行かせる形が理想。飼い葉は時間を掛けて食べてくれるものの、それがまだ実になっていない感じです。心身両面が成長し、その辺が改善されればもっとやれるでしょう。普段は手が掛からない素直な馬で、攻め馬も乗りやすいですね。（盛岡競馬・櫻田康二調教師）


※検体（薬物検査）は既に実施しておりますが、現在、結果待ちの状況となっております。予めご了承ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※盛岡競馬場・櫻田康二厩舎（岩手県盛岡市新庄上八木田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：野村　春行