アールケイワン　R K One　　牡５歳　　※地方競馬　在籍

5代母は戦後の名牝の1頭に数えられるスターロッチ。スターロッチ系といえば、ハードバージ（皐月賞）、サクラユタカオー（天皇賞・秋）、ウイニングチケット（日本ダービー）、ロイヤルタッチ（ラジオたんぱ杯3歳S、きさらぎ賞）、ワコーチカコ（京都記念など重賞4勝）、マチカネタンホイザ（高松宮杯など重賞4勝）、ダンスディレクター（シルクロードS）など今に至るまで活躍馬を輩出し続けており、「スターロッチ系」としてすっかりおなじみとなった日本が誇る屈指の名牝系のひとつです。全兄のモルフェヘイロー（7勝）、ハルクシーザー（5勝）の2頭が地方競馬で複数の勝ち鞍を挙げているのも心強い限りと言えるでしょう。
本馬は2歳8月に浦和でデビューし、生え抜きとしてここまで29戦のキャリアを積み上げてきました。3戦目で初勝利を挙げて、3歳時にはJRA交流競走も制覇。ここまで3勝をマークしており、2走前にはB3クラスで2着と好走しています。競走馬として脂が乗ってくる明け5歳を迎えて更なる良化が期待できるでしょうし、他場へ移籍して相手関係が楽になれば出世への階段を一気に駆け上がっても不思議はないと思います。今回、諸般の事情で手放すことになりましたが、新たなオーナー様の元で素質が開花してくれることを願っています。
なお、1月上旬に右後肢に挫跖を発症し、現在は軽めの運動のみにとどめていましたが、本日17日（木）に馬場入りを再開。歩様にも問題ないと調教師から報告を受けています。今後は出走に向けて調整を進めていけるのではないでしょうか。
また、本馬は検体（薬物検査）を実施しており、陰性の結果が出ております。ただ、各主催者の判断によっては、薬物検査（禁止薬物「プロカイン」を検出するための検査。今回の検体は「血液」により実施済み）の必要が生じる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【本馬についての現状説明】
2走前にB3クラスで勝ち負けの競馬をしているように、南関東でも十分やれるだけの力を持っています。気難しいところもなく扱いやすいですし、5歳を迎えてまだまだ良化の余地があるはず。今後の活躍が期待できると思います。なお、今年に入って右後肢に挫跖を発症し、抑えるような歩様をしていたため、しばらくは軽めの運動のみにとどめていましたが、良化が窺えたことから本日17日（木）より馬場入りを再開。歩様には問題ありませんでしたので、今後はレースに向けて調整を進めていけると思います。（浦和競馬・水野貴史調教師）


※旋回癖があります。また、以前は時折さく癖が見られましたが、現在はほとんどしていません。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※浦和競馬野田トレーニングセンター・水野貴史厩舎（埼玉県さいたま市緑区上野田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください
1月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：佐川　良