メイショウカクミチ　Meisho Kakumichi　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父メイショウボーラーは現役時にダート重賞3連勝でG1フェブラリーを制し、芝のG1戦線でも多才に活躍を続けました。種牡馬入り後はJBCスプリント（G1）優勝馬ニシケンモノノフを輩出し、一昨年には地方サイアーランキングの9位にランクイン。ここまでJRA所属の重賞ウイナーを3頭、地方所属の重賞ウイナーを6頭輩出しています。特に佐賀競馬において2013～2017年の5年間に5頭もの重賞ウイナーが出ている点は非常に興味深いものがあります。
一方、母系はアグネスワールド（英仏G1・2勝）やヒシアケボノ（スプリンターズS）、Dubai Destination（英G1クイーンアンS）らを輩出したご存じPhydillaの一族。おじメイショウヒコボシ（父メイショウボーラー）は中央で5勝を挙げ、G2浦和記念で4着。兄は佐賀の重賞で2着4回、姉は岩手の重賞でクビ差2着となっています。
本馬は2017年の北海道サマーセールにて1015万円で落札。見栄えのする好馬体の持ち主で期待の高かった馬ですが、昨年9月にJRAでデビューしてから計5戦を消化して思うような結果を得られず、今回3走成績による出走制限を受けてしまったことから、オークションに出品する運びとなりました。調教ではしっかり走れていてまずまずの動きも見せており、良いスピードもあるのですが、途中でレースをやめてしまうところがあるように、まだ幼いところも見受けられます。他場へ移籍して相手関係が楽になれば、3歳という年齢から変わり身を見せる可能性もあると思われます。新馬戦ではメンバー中3番目に速い上がりの脚で6着に入線していますし、兄姉が地方で勝ち星を挙げていることから、本当に良くなるのはこれからではないでしょうか。本馬にも地方競馬の舞台で素質が開花してくれることを願っています。


※2019年5月11日の競走（11着）にて、3走成績による出走制限（2019年7月11日まで平地競走に出走できない）を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ライジングリハビリテーション（滋賀県栗東市東坂）に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
5月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄