サゼラック　Sazerac　　牡　３歳　　※地方競馬　在籍

父タニノギムレットは第69代の日本ダービー馬。スタッドイン後は初年度から歴史的名牝ウオッカを輩出し、父娘としては史上初となる日本ダービー二代制覇の偉業を達成。ブライアンズタイムの有力後継者として、スマイルジャック（重賞3勝）、ハギノハイブリッド（G2京都新聞杯）、ヒラボクロイヤル（G2青葉賞）、ミスマンマミーア（門別・フローラルC）など、中央・地方両方の舞台で重賞勝ち馬の数を積み上げつつあります。
一方、母系はG1英2000ギニー3着のBel Bolide（G2・4勝）らと同ファミリー。おばのエイシンバーリンは日本競馬史上初めて芝1200ｍで1分7秒の壁を破った快速馬として重賞を4勝、G1高松宮杯2着の実績が光ります。また、兄エーシンスノーマンは笠松で12戦して6勝、一度も掲示板を外しませんでした。
本馬は今年1月の第238回サラブレッドオークションで落札し、現厩舎へ移籍。2019年度岩手競馬開幕前の特別開催で出走し、殿負けを喫すると次走も見せ場なく終わってしまいました。一連の内容を踏まえ今回のサラブレッドオークションへエントリーさせて頂きましたが、まだ立派な体格を活かしきれていない現状。脚元さえ固まってくれば徐々に成績が向上して不思議ないと思います。長い目で見て下さるオーナー様に是非ご一考頂けましたら幸いです。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
転厩してきた頃は右前肢管の内側に骨瘤があり、熱感と触診痛がありましたが、現在はほぼ固まっています。ただ今度は外側に骨瘤が出ています。跛行することはありませんが、歩様がややツクツクしているため、競馬で結果が出ていないのはその点が影響していると思います。（水沢競馬・関本浩司調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※水沢競馬場・関本浩司厩舎（岩手県奥州市水沢区姉体町阿久戸）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岩渕　瑞生