ウェルカム　Welcome　　セン　５歳　　※地方競馬　在籍

父アドマイヤムーンは4歳時にドバイの地で悲願のG1制覇を果たすと、宝塚記念、ジャパンカップを制してG1を3勝。同年の年度代表馬に輝きました。また種牡馬としての資質も高く、初年度からハクサンムーンら4頭の重賞ウイナーが誕生し、以降もOP馬を続々と輩出。2017年にはセイウンコウセイ（高松宮記念）が、昨年はファインニードル（高松宮記念、スプリンターズS）がスプリントG1を制すなど、エンドスウィープの後継者としての役割を全うしています。
一方、母系は仏G1ガネー賞など重賞7勝を誇るMarildoを産んだMarikeを4代母に持ち、近親には仏G1マルセルブサック賞を制したメアリーリノアや天皇賞・春の覇者ヒルノダムールが存在。本馬を含むきょうだい6頭のうち5頭が勝利を収めています。
本馬は2歳11月にJRAでデビュー。4戦を消化して思うような結果が出なかったことから、当サラブレッドオークションに出品されて落札。門別競馬を経て、園田競馬の現厩舎に移籍。地方競馬では1勝、2着2回、3着4回の成績を残しています。JRA時代から3連闘を消化したりして丈夫なところを見せていましたが、門別～園田と渡り歩きながら、1年8ヵ月の間にコンスタントに走り続け、ほぼ1ヵ月に1走ペースの21戦を消化するタフネスぶりを発揮しています。馬格もあって使い減りしないタイプなので、この後も馬主孝行な競走馬としてオーナー様を楽しませてくれることでしょう。

【本馬についての現状説明】
ここ最近の成績から、園田では今回の編成でC3クラスに下がりました。このクラスであればまだ能力的には十分通用するはず。トモが少し緩いためゲートが遅く、先行する形に持ち込めないので、どうしても終い勝負になってしまって勝ち味に遅いところはありますが、直線の長いコースでしたら好勝負が出来ると思います。飼い葉食いも良い馬です。右前球節に骨膜が出ていますが、現状レースで走る分には問題ありませんでした。（園田競馬・田中一巧調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※イデア馬事苑（大阪府枚方市穂谷）に在厩しており、預託料は4,200円/日（税抜）です。
5月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：竹下　浩一