イムノス　Ymnos　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

重賞制覇もさることながら、ジャパンC、皐月賞、菊花賞でいずれも2着と大舞台での健闘が光るドリームパスポートが半兄にいる良血馬。札幌2歳S2着のラウンドワールドは全兄、一昨年の新潟2歳S優勝馬フロンティアは半弟にあたります。おじには海外G1・2勝を挙げ、種牡馬としても大成功を収めたステイゴールド、おばには重賞2勝レクレドール、いとこにはG1・2勝のショウナンパンドラなどがおり、煌びやかな母系を有しています。
一方、父ディープインパクトはクラシック三冠を含むG1・7勝を誇る歴史的名馬。種牡馬入り後はすでに4頭の日本ダービー馬を世に送り、じつに40頭以上のG1ウイナーを輩出。Saxon Warrior（英2000ギニー）やStudy of Man（仏ダービー）など活躍の舞台は世界にまで広がりを見せており、2012年以降、7連続して全国リーディングトップを邁進中です。
本馬は3歳2月にJRAでデビュー。東京・芝1800mの新馬戦では、後方追走から上がり最速タイで追い込んでハナ差2着と好走しました。3戦目の新潟・芝1800m戦でも、デビュー戦と同様に後方から素晴らしい末脚で3着。JRAで勝ち上がる能力を持った馬だと思います。2017年1月に大井競馬へ移籍しましたが、左前脚が少しモヤモヤしていたこと、コンスタントに使っていた分、体も細く見せていたこともあって休養へ。左前の様子を見ながらジックリ進めてことで休養が長引いた次第です。2018年7月にようやく移籍初戦を迎えたものの、レース後に左前を痛めて歩様にも若干見せていたことから再び放牧へ。2018年8月9日に再度サラブレッドオークションに出品され、園田競馬に移籍。掲示板に4回載る走りを見せているものの、本来の力は発揮できていない様子です。
前走後に右前に屈腱炎を発症（エコー検査は行っていないため、損傷率は判明していません）したことから、今回のサラブレッドオークションに出品する運びとなりました。また、右足を庇ってか、現在左の肩から脚にかけても痛みがあります。少し休養が必要かもしれず、長い目で見ていただければと思います。
その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。不安がある方は現地で獣医検査を受けてからの入札をお勧めいたします。

【本馬についての現状説明】
今年の1月から3月あたりはまだ脚が痛くて遠慮して走っていたかもしれませんね。あまり痛みを感じなくなったので着順が上向いてきたところで、また痛めてしまった可能性があります。また、気難しい馬で、いきなり跨がろうとするとすごく嫌がるので、うちでは小さい馬場で調馬索などを使って10～15分回した後に、鼻を捻っている間にスタッフが騎乗するという形を取って乗り運動をおこなっています。（園田競馬西脇・織田誠調教師）


※2019年5月8日のレース後に右前脚屈腱炎（エコー検査は行っていないため、損傷率は判明していません）を発症しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,200円/日（税抜）です。
5月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：藤井　猛