パヴォーネ　Pavone　　牡　７歳　　※地方競馬　在籍

父シンボリクリスエスは天皇賞・秋、有馬記念を連覇し、2年連続で年度代表馬に選出された名馬。種牡馬入り後はファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝き、これまでにエピファネイア（ジャパンＣ、菊花賞）、ストロングリターン（安田記念）、ルヴァンスレーヴ（チャンピオンズC）、サクセスブロッケン（フェブラリーS）などのG1馬を続々と輩出。芝・ダート不問のトップクラスサイアーとして多大な影響力を発揮しています。
一方、母系はダイナコスモス（皐月賞）やディヴァインライト（高松宮記念2着）と枝葉を広げたナイトアンドデイを4代母に持ち、近親のダイワレイダースはG3七夕賞の勝ち馬。おじのサイレントセイバーはG3福島記念2着、G2 オールカマー3着と活躍しました。また、シンボリクリスエス×フジキセキの配合からはアリゼオ（G2・2勝）やアルティマブラッド（OPラピスラズリS）が出ています。
本馬は2歳11月にJRAでデビュー。4着2回の成績を残しましたが、惜しくも未勝利戦が終了するまでに勝ち上がれなかったことから、2015年8月27日のサラブレッドオークションにて落札して大井競馬に移籍。いきなり2連勝を果たし、通算4勝、2着4回、3着2回の成績を残しています。
2016年1月に右前脚に屈腱炎を発症しましたが、10ヵ月の休養を経て臨んだ復帰戦でもいきなり勝利しているように、能力の低下は見られませんでした。決して完治しているわけではなく、今後も脚元と付き合いながらの出走となりますが、これまで年単位での休養などはなくコンスタントに走れています。うまく脚元の状態をコントロールすることができるようであれば、まだ楽しみはあるかと思います。
それ以外に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
見た目に腫れは残っている状態ですが、問題なく使えています。今年の3月に3走していますが、痛みを訴えたことはなく、歩様も問題ありません。（大井競馬小林・辻野豊調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
5月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：矢野　猛宣