キャラメルフレンチ　Caramel French　　牝　５歳　　※繁殖牝馬（空胎）

父タイキシャトルは仏ジャックルマロワ賞など国内外でG1を5勝した名マイラー。短距離馬及び外国産馬として初めて年度代表馬に選出され、仏最優秀古馬のタイトルも受賞しての種牡馬入りとなりました。産駒はウインクリューガー（NHKマイルC）やメイショウボーラー（フェブラリーS）、サマーウインド（JBCスプリント）、レッドスパーダ（重賞3勝）を筆頭に、中央・地方、芝・ダートを問わず、多数の重賞勝ち馬が存在。14年には母の父として日本ダービーの栄冠を手にしています。
一方、母系はHernando（G1仏ダービー、G1リュパン賞）やJohann Quatz（G1リュパン賞）らと同じPass a Glance（米G1・2着2回）に遡るファミリー。おじにG3ラジオたんぱ杯2歳S2着、G2京都新聞杯3着のミスティックエイジがおり、近親ドンフォルティスはG3北海道2歳優駿の覇者。兄ハードルソングは笠松で18勝を挙げています。
本馬は2歳9月にJRAでデビュー。いきなり芝1200mの新馬戦を快勝しました。500万下に昇級後は少し苦戦が続きましたが、3歳8月の新潟・芝1000mでは持ち前のスピードを遺憾なく発揮して2着と好走しています。今週の新潟開催での出走に向けて進められていましたが、8日（水）の追い切り後に左前脚の歩様が乱れました。球節部に腫れもあったため、トレセン診療所でレントゲン検査を行ったところ、左前種子骨に骨折が判明。全治には1年以上を要する見込みと診断されたことから、今回は繁殖牝馬として出品いたします。
本馬の武器は何と言っても高いスピード能力。前述の血島背景や姉2頭が3勝を挙げているように魅力たっぷりです。サンデーサイレンスの血を持たないので配合相手を選ばないことも大きな強み。競走馬としては志半ばで引退しなくてはなりませんが、今後は繁殖としての活躍に期待したいと思います。


※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
5月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング