ゴールドブリオン　Gold Bullion　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ジャングルポケットは第68代の日本ダービー馬。秋には勇躍ジャパンCに挑戦し古馬テイエムオペラオーをゴール直前で差し切る大殊勲。内国産3歳馬としては初となるジャパンC制覇が高く評価され、同年の年度代表馬に選出されました。また種牡馬としてもオウケンブルースリ（菊花賞）やトールポピー（オークス）、トーセンジョーダン（天皇賞・秋）など多くのG1馬を輩出。交流G1を制したアウォーディーやディアドムスをはじめとして、産駒は全国の地方重賞でも勝利を収めています。
一方、母系は北米G1を含む重賞5勝を誇るGreat Neckを産んだTurtle Coveを曾祖母に持ち、祖母は仏G1ヴェルメイユ賞の2着馬。おばレディパステルはオークス馬、いとこのスピリタスは京成杯AH、関屋記念ともに3着、ロードアクレイムは神戸新聞杯2着、ロードロックスターは京都新聞杯3着と活力に溢れており、ダート重賞の勝ち馬タマノブリュネットも同ファミリー。全兄パリカラノテガミは中央で重賞戦線を歩み、現在は障害馬として活躍中です。また、ジャングルポケット×ブライアンズタイム の配合からは、前述のパリカラノテガミに加え、秋華賞に駒を進めたレッドエレンシアなどが出ています。
本馬は3歳3月にJRAでデビュー。ここまで3走は思ったような結果を得られず、3走成績による出走制限を受けてしまったことから、今回サラブレッドオークションに出品する運びとなりましたが、他場へ移籍して相手関係が楽になれば、3歳という年齢から変わり身を見せる可能性もあると思われます。前走と前々走は着順こそ振るいませんでしたが、勝ち馬から1.5秒以内差の走りを見せており、内容は着実に良くなっています。まだトモに緩いところがあって、そこが現時点ではネックとなっていますが、パンとしてくれば走ってきそうな雰囲気を持っています。前述の通り近親にはG1馬のレディパステルがいる血統背景から、新天地への移籍が良いきっかけとなり、素質が開花することを切に願っています。
4月14日のレース後に検査をしたところ、右飛節の上部に軽く骨膜が出ていましたが、歩様などは問題なく、前走でもそれが影響している感じはありませんでした。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年6月9日の競走（12着）にて、3走成績による出走制限（2019年8月9日まで平地競走に出走できない）を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
6月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ティケム