セレーネワルツ　Selene Waltz　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父アドマイヤムーンは4歳時にドバイの地で悲願のG1制覇を果たすと、宝塚記念、ジャパンカップを制してG1を3勝。同年の年度代表馬に輝きました。また種牡馬としての資質も高く、初年度からハクサンムーンら4頭の重賞ウイナーが誕生し、以降もOP馬を続々と輩出。2017年にはセイウンコウセイ（高松宮記念）が、昨年はファインニードル（高松宮記念、スプリンターズS）がスプリントG1を制すなど、エンドスウィープの後継者としての役割を全うしています。
一方の母系は、世界各国のG1戦線に活躍馬を送り込むMistress Gwynneの血を継ぐ良質ファミリー。曾祖母Caroteneはイエローリボン招待Sなど米G1・2勝を誇るカナダの名牝で、おばThe Miniver Roseは英G2、Belle de Crecyは愛G2の勝ち馬と活況を呈しています。
2017年セレクトセール1歳セッション出身の本馬は、2歳10月にJRAでデビュー。デビューから2戦は8着に入線しています。約5ヵ月の休養を経て臨んだ2戦目の中京・芝1400mでは、スムーズに3番手を追走して直線でも踏ん張ったように、先行力があるところを見せました。小回りコースが主体の地方競馬で、先行力を生かすことができればガラッと変わっても何ら不思議はないでしょう。どちらかというとスピードタイプですので、馬場の軽い競馬場や、芝コースがある盛岡への移籍も面白いのではないでしょうか。
また、競馬場への輸送でもイレ込んだり体重を減らしていて、そういう部分が災いしてレースで力を発揮できなかったことも考えられますので、地方の滞在競馬で輸送のストレスから解放されれば、大きな変わり身を見せる可能性もあるかと思います。新天地で心機一転、頑張ってくれることを期待して出品させていただきました。
血統面に目を向けますと、配合時にサンデーサイレンスを4代目に有する本馬はサンデーサイレンスの3×4が成立させやすい事、近親に海外で活躍している馬がいることから、将来の繁殖候補としてもご一考頂けますと幸いです。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※オカダスタッド（北海道沙流郡日高町賀張）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
8月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング