ウェイト　Wait　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

父スウィフトカレントは兄にアサクサデンエン、弟にヴィクトワールピサを持つ、サマー2000シリーズの初代チャンピオン。種牡馬としてはファーストクロップからサンダラスが連勝でOP特別に勝ち、地方ではヨシノミカエル（ライデンリーダー記念）、ユノエスケープ（梅桜賞）が重賞を制覇。現役馬ではユウチェンジ（UAEダービー3着、朝日杯フューチュリティS4着）やスウィフトハート（北海道2歳優駿3着、サンライズC2着）が存在感を示しています。
一方、母系はMissile Belle（CCAオークス、ガゼルH）やL'Heureux（米G2・2勝）を産んだRiver Princessを4代母に持ち、近親には米G2の勝ち馬でサンルイスレイS3着のSilver Wizard。祖母は米G2・2着、おじRecoiledは米重賞3着、キングアドマイヤは阪急杯3着と活況。兄ドリームパイソンは東海地区で11勝を挙げています。
本馬は2017年11月の第178回サラブレッドオークションで落札。左前膝の骨片除去手術をおこない、先ずは治療に専念していました。10ヶ月半の休養を挟み、転入緒戦となる昨年8月の川崎では、単勝2.1倍の断然人気に支持されるも、スタートの出遅れが響き7着。その後も前へ行って止まるレースが続いていたため、スプリント路線に活路を求めると成績が向上、4・4・4・3・4着と安定感が増している印象を受けます。
この度所有馬を整理する関係で、サラブレッドオークションへ出品する運びとなりましたが、本来中央1勝クラスで2着の実績があるように、南関東B3クラスでも通用して不思議ない能力の持ち主。残念ながら私の手元で勝利を飾らせてあげることは出来ませんでしたが、新天地への移籍をきっかけにもうひと花咲かせて欲しいと切に願っています。
尚、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
喉の関係で短いところを使ってきましたが、鞍上はもう少し距離が延びても問題なさそうとコメントしていました。大型馬で使いながら徐々に状態がアップしていますし、叩き4走目となる次走は面白いかもしれません。（川崎競馬・山崎裕也調教師）


※2015年12月（2歳時）にノド鳴り（グレード3）の手術を実施しています。

※2016年6月2日（3歳時）に右前近位付着部繋靭帯炎を発症。現在は完治しています。

※2017年3月20日に左前膝外側骨折（骨膜程度）を発症。手術は実施していません。

※2017年11月5日の調教中に左前膝内側骨折を発症。事故見舞金10号（調教中又は輸送中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。骨片除去手術を行っています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・山崎裕也厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
8月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：池澤　達哉