シンモエ　Shimmoe　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ケープブランコは愛ダービー・愛チャンピオンSを制し、古馬になって米G1・3連勝を飾った名馬。昨年は産駒が北米とニュージーランドで重賞制覇を果たしており、今年は我が国での初年度産駒にあたるランスオブプラーナが毎日杯を逃げ切って重賞勝ち馬の仲間入り。自身が米芝牡馬チャンピオンでありながら、日本における産駒たちはダートでも勝利を収めているように、マルチな活躍を見せています。
一方、母系はG1馬Providential（ワシントンDC国際）やPlay It Safe（マルセルブサック賞）を産んだPrudent Girlを4代母に持ち、独ダービー馬Wiener Walzerもこのファミリー。近親にはレイシングポストトロフィの覇者Saratoga Springsや米重賞勝ち馬Aususがおり、母は中央デビュー戦を圧勝したキャリアの持ち主です。
本馬は2歳7月にJRAで早期デビュー。ここまで10戦を消化していますが、思ったほどの結果を得られていないことから、今回のサラブレッドオークションに出品する運びとなりました。
しかしながら、追い切りでは美浦の坂路コースで4F53秒台の水準並みの時計が出ているように、この成績で終わるとは到底思えません。また、兄は新潟・ダート1200mで勝ち星を挙げていることから、他場へ移籍して相手関係が楽になれば変わり身を見せる可能性はあるのではないでしょうか。環境の変化がいいキッカケになってくれることを願っています。また、ここまで特にアクシデントもなくコンスタントに使い込めた本馬の丈夫さは大きなセールスポイントといえます。
血統面に目を向けますと、配合時にサンデーサイレンスを4代目に有する本馬はサンデーサイレンスの3×4が成立させやすいことから、将来の繁殖候補としてもご一考頂けますと幸いです。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2019年7月29日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2019年6月29日（土）　2回福島1日　3R　3歳未勝利　　芝1200m（良）
　　　結果15着　　タイム1:13.0（1着馬からのタイム差4.2秒、5着馬からのタイム差3.3秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（有）藤原牧場