ピスタロッソ　Pista Rosso　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ナカヤマフェスタは現役時にブエナビスタを差し切った宝塚記念など重賞を3勝。凱旋門賞における僅差2着も高く評価され、最優秀4歳以上牡馬に輝きました。種牡馬としても昨年あたりより評価が上昇しており、古馬になってから本格化したガンコ（日経賞）やヴォージュ（万葉S、札幌日経OP）、地方ではアクアレジーナ（園田・のじぎく賞2着）やハルノフェスタ（高知優駿2着）などを輩出。馬産地においても改めて注目を集めています。
一方、母系は名牝ダイナアクトレス（毎日王冠などG2・3勝）を産んだモデルスポートを4代母に持ち、スクリーンヒーロー（ジャパンC、アルゼンチン共和国杯、天皇賞・秋2着）やステージチャンプ（日経賞、菊花賞2着、天皇賞・春2着）もこの一族。おじプリンシパルリバーは全日本2歳優駿、羽田盃と連勝し、ジャパンダートダービーでも3着と好走しています。
本馬は2歳で入厩したものの、右前脚の橈骨遠位端に骨折を発症したため、休養の期間を経て、今年の5月にデビューを迎えるはずも、馬場入場後に左前肢に跛行を発症したため競走除外となりました。ただ、症状は重くなく、同月末の仕切り直しのデビュー戦では、メンバー中最速の上がりの脚を繰り出し、7着。その後も7着、5着、8着と勝ち切れないものの、展開次第では勝ち負けも期待出来たのではないかというレースぶりを見せています。
前走後に右前の膝に骨膜を発症していることが判明したため、今回のサラブレッドオークションに出品する運びとなりましたが、未勝利戦で見せていた走りから、他場へ移籍して相手関係が楽になれば十分にやれるチャンスはあると思いますし、無事に復帰を果たすことが出来れば、変わり身を見せる可能性は高いはずです。馬格があって成長力のあるナカヤマフェスタ産駒。長い目で見てくださるオーナー様に落札していただければ幸いです。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年8月18日（3歳時）に右前膝に骨膜を発症。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2歳時の入厩後に右前脚の橈骨遠位端に骨折を発症。

※川崎、船橋、浦和競馬場への特例転入が可能です（大井競馬場への転入はできません）。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：酒井　喜生