ストイクス　Stoics　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ノヴェリストは驚異のレコードタイムで5馬身差の圧勝を演じたキングジョージⅥ世&ＱエリザベスSを含むG1・4勝を誇るドイツの名血馬。現役引退後は日本にてスタッドインしており、2017年ファーストシーズンサイアーのJRA勝ち名乗り第1号を決めると、セカンドクロップとなるラストドラフトが今年の京成杯を制して重賞初制覇。他にもローゼンクリーガー（ファルコンS3着）やコスモカレンドゥラ（ホープフルS4着）が重賞の舞台で善戦しています。
一方、母系は米重賞勝ち馬Dawn Quixote（米フュチュリティS3着）やチヴァリーパークS3着馬Basmaを産んだティルティングを曾祖母に持ち、おじに重賞戦線で活躍し小倉大賞典を制したサンライズベガ、いとこに中央OP馬アナモリが存在。姉キャニオンバレーは中央で4勝を挙げ、ブリーダーズゴールドCで4着に入っています。
2017年のセレクトセール1歳セッションにおいて1080万円で落札した本馬は、3歳2月にJRAでデビュー。新馬戦のダート1200mでは3番人気に支持されるも、勝ち馬から0.4秒差の6着と敗退。2戦目は条件を替えて芝1400mに出走。中団のやや後ろを追走すると、直線では上がり3ハロン34.2秒の脚を繰り出し、勝ち馬から0.2秒差の3着と、変わり身を見せました。その後3戦は思ったほどの結果を得られなかったことから、今回のサラブレッドオークションに出品する運びとなりました。
姉は中央・地方を問わずに勝ち星を挙げていますが、本馬はまだ馬体の成長が追いついていない感じ。本当に良くなるのはこれからでしょう。少し飼い葉食いが細いところがありますが、そういう部分が強化されて全体的にパンとしてくれば、ガラリ一変があっても不思議はないと思います。新天地での素質開花に期待したいところです。
また、前述の血統背景から、将来の繁殖牝馬候補としても一考の余地があるかと思われます。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内リバティホースナヴィゲイト（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：阿部　友弘