ブラックワンダー　Black Wonder　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ネオユニヴァースはミルコ・デムーロ騎手とのコンビでクラシック春二冠を達成。種牡馬入り後の活躍も目覚ましく、初年度産駒から皐月賞馬アンライバルド、日本ダービー馬ロジユニヴァースを輩出し、以降も日本馬として初めてドバイワールドCを制したヴィクトワールピサ、クイーンエリザベス2世Cに勝利したネオリアリズムなど、海外重賞から地方のダート重賞に至るまで幅広く活躍馬を送っています。
一方、母系はFortnightly（米重賞2勝、マンハッタンH2着）やTen Below（米G2・2勝）を産んだOut Coldを4代母に持ち、近親には豪で重賞2勝を挙げているPedrenaが存在。祖母は米重賞で2着2回、おじのZannはサイテイションH2着、いとこにあたるMines and Magicは米G2で3着2回、クイックファイアは現役の準OP馬として活躍中です。また、ネオユニヴァース×シンボリクリスエスの配合からは、サクラユニヴァース（遊楽部特別）やグランユニヴェール（京浜盃2着、ハイセイコー記念2着）など、多くの勝ち馬が出ています。
本馬は2歳10月にJRAでデビュー。ここまで芝の中距離で7戦を消化し、まだ勝ち星を挙げることは出来ていないものの、5着3回、勝ち馬に0.3秒差まで迫ったこともあります。ここまで大きく負けることもなかったですし、展開次第では勝ち負けに加われてもおかしくなかったことから、相手関係次第ではまだまだやれてもおかしくないはず。
ダートは未経験だけに適性は未知数ですが、母はJRAのダート2400m戦で2勝を挙げているように、力のいる馬場を得意としていた馬。父のネオユニヴァース産駒も芝よりダートでの勝ち星の方が多いことから、克服してもまったく不思議ありません。芝での走りは安定しているので、盛岡の芝への移籍を含めて、いろんな可能性を秘めているのではないでしょうか。新天地への移籍がいいキッカケになってくれることを願っています。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：草間　庸文