ハヤブサザムライ　Hayabusa Zamurai　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

父サウスヴィグラスはJBCスプリントなど重賞を8勝。種牡馬としてNAR年度代表馬ラブミーチャン（母の父は出品本馬と同じアサティス）やJBCスプリントの覇者コーリンベリー、ジャパンダートダービー優勝馬ヒガシウィルウィンなど、これまでに多数のダート重賞馬を輩出。2015年から4年連続で地方競馬チャンピオンサイアーに輝き、今年もトップを邁進中です。昨春惜しまれつつこの世を去りましたが、南関東の重賞勝ち馬ステッペンウルフやベンテンコゾウなど、残された産駒の活躍はとどまることを知りません。
一方、母系はタマモコトブキ（阪神牝馬特別、桜花賞2着）やタマモリッチ（サラブレッドチャレンジC）らと同じ、アマリテュードに遡るファミリー。近親には札幌3歳Sの覇者カリスタカイザーや朝日杯3歳S2着のスクラムトライがおり、おじに中津の重賞勝ち馬オーバーラップ、いとこにアルゼンチン共和国杯4着のスリーオリオン。母は交流重賞2勝に加え、米重賞を制しているフェスティバルとダートの鬼とも言える背景を有します。また、サウスヴィグラス×アサティスの配合からは、前記ラブミーチャン以外にもNAR2歳最優秀牝馬タイニーダンサー（関東オークス）、ハニーパイ（エーデルワイス賞）、コテキタイ（浦和・桜花賞）、スマートジョーカー（川崎マイラーズ）など、多数の活躍馬が出ています。
本馬は2014年のセレクトセール・サラブレッド当歳セッションの出身。2歳10月にJRAでデビューし、5戦した後にホッカイドウ競馬へ移籍しました。転入初戦で8馬身差の圧勝劇を演じると、そこから破竹の8連勝を達成。門別では計9勝をマークし、その年の開催終了に伴って川崎競馬へ移籍します。川崎でも3勝を挙げて一時はB3クラスまで出世しました。
その後、サラブレッドオークションで落札し、園田競馬の現厩舎へ。B2クラスで2着2回の後、園田競馬での初勝利を挙げB1クラスに昇級しましたが、そこでの現状を踏まえて検討した結果、再出品を決断した次第です。スムーズに先行すれば渋太さを発揮、相手関係が楽な競馬場への移籍が叶えば、まだまだ活躍は見込めるはずです。

【本馬についての現状説明】
普段はおとなしくて、取り扱いは楽なタイプです。ゲートの中でうるさいと聞いていましたが、これまで暴れたりなど一度もありません。ただ、ゲートへの進入を渋る面があるので、先入れと尾持ちで対応してきました。現在のB1クラスではなかなか自分の形に持ち込めず苦戦は必至ですが、涼しくなったら活気が出てくるでしょうし、一変の可能性も多分に残していると思います。（園田競馬西脇・坂本和也調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※園田競馬西脇馬事公苑・坂本和也厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：柳田　基