エイカイオリンピア　Eikai Olympia　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父ハーツクライは国内で唯一ディープインパクトに土をつけた有馬記念、ノーステッキで後続を突き放したドバイシーマクラシックと国内外のG1を2勝。種牡馬入り後は日本が誇るトップサイアーの一頭として、ワンアンドオンリー（日本ダービー）、ジャスタウェイ（ドバイデューティフリー）、Yoshida（米G1・2勝）、シュヴァルグラン（ジャパンC）、アドマイヤラクティ（豪G1）、リスグラシュー（宝塚記念）など、世界を舞台に活躍するG1ホースを続々と輩出しています。
一方、母系は最優秀2歳牝馬メジロボサツに遡る名門ファミリー。母の全姉にメジロドーベル（オークス、秋華賞、エリザベス女王杯などG1・5勝）がおり、近親にショウナンラグーン（青葉賞）やメジロヘンリー（京都記念2着、阪神大賞典2着）、いとこにメジロマントル（鳴尾記念）など活躍馬がズラリ。兄パリンジェネシスは今春に中央5勝目を挙げ、OP入りしています。
2016年のセレクトセール1歳で3,240万円で落札した本馬。メジロドーベルの全妹メジロジョーンズを母に持ち、父がハーツクライという血統背景もあり、JRA在籍時は芝ダートともに中長距離戦に出走してきました。芝2600m戦では3走して3着2回という実績を持っています。その後は川崎の現厩舎に移籍して10戦に出走するも、6着が最高着順という成績です。
何かをキッカケとして一皮も二皮もムケて、良血馬ならではの大きな変わり身が欲しい現状。去勢をして体質改善を図ってみるのも一つの方法でしょう。相手との力関係を考慮して他場に移籍し3勝を挙げ、中央競馬に復帰して障害戦を目指すというプランも可能性的に考えられなくもありません。長い目で見ていただける新しいオーナー様での活躍を願っています。

【本馬についての現状説明】
馬体重が示す通り、馬格があるうえに飼い食いが旺盛。それに比例するように、おっとりとして大人しい気性の持ち主です。脚元等の馬体的な不安要素はありません。闘争心に火がつけば、結果も変わってきそうです。逃げや先行が叶いそうな他場への移籍や距離などの条件次第で、良血馬にふさわしいパフォーマンスを発揮してくれるかもしれません。（川崎競馬・山崎尋美調教師）


※背中およびトモの一部に皮膚病を発症しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・山崎尋美厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：二木　英徳