キャルグリーン　Cal Green　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ケープブランコは愛ダービー・愛チャンピオンSを制し、古馬になって米G1・3連勝を飾った名馬。昨年は産駒が北米とニュージーランドで重賞制覇を果たしており、今年は我が国での初年度産駒にあたるランスオブプラーナが毎日杯を逃げ切って重賞勝ち馬の仲間入り。自身が米芝牡馬チャンピオンでありながら、日本における産駒たちはダートでも勝利を収めているように、マルチな活躍を見せています。
一方、母系はMidships（チャールズホイッティンガムメモリアルHなど重賞3勝）やTemida（バイエルン大賞など重賞2勝）といったG1馬と同じ、Intermissionに遡るファミリー。モーリスドゲースト賞の覇者で英1000ギニー3着のIntervalを曾祖母に持ち、近親にはContinent（ジュライC、アベイドロンシャン賞）やZambezi Sun（パリ大賞）らが存在。母リンターバルはクレメントLハーシュS（米G1）にて、名牝Zenyattaゼニヤッタと直線叩き合いの末のクビ差2着と好走しました。
本馬は年明けの中京芝マイル戦でデビュー。好スタートから直線坂下まで2番手につける持続力のある渋太い脚を見せ、数戦内での勝ち負けが見えていました。その後3戦に出走するも初勝利を挙げるまでには至りませんでしたが、そのいずれも好スタート、好発進を見せています。
今後の成長も加味し、ロケットスタートと軽快なスピードから繰り出される先行力を最大限に生かせる小回り平坦の地方競馬はうってつけの舞台になる可能性は大。笠松などの軽い砂質の馬場であればなおさらでしょう。
もちろん本馬の母が米G1で2着という点、血統表にサンデーサイレンスの文字が見当たらない点は見逃せないポイントです。将来の繁殖牝馬候補としてもご検討いただければ幸いです。


※2019年8月24日の競走（13着）にて、3走成績による出走制限（2019年10月24日まで平地競走に出走できない）を受けています。
転入先の競馬場によって、出走申込の受付拒否、能力検査・調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※千葉・千代田牧場（千葉県山武郡芝山町岩山に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：千代田牧場