サラデコラシオン　Sarah Decoration　　牝　５歳　　※中央競馬　登録抹消

父タニノギムレットは第69代の日本ダービー馬。スタッドイン後は初年度から歴史的名牝ウオッカ（G1・7勝）を輩出し、父娘としては史上初となる日本ダービー二代制覇の偉業を達成。ブライアンズタイムの有力後継者として、スマイルジャック（重賞3勝）やヒラボクロイヤル（青葉賞）、クレスコグランド（京都新聞杯）、ハギノハイブリッド（京都新聞杯）、ミスマンマミーア（門別・フローラルC）など、中央・地方両方の舞台で重賞勝ち馬の数を積み上げています。
一方、母系はオークス馬シャダイアイバーを4代母に、福島記念2着のオークツリーを曾祖母に持ち、エアジハード（安田記念、マイルCS）やプレシャスカフェ（CBC賞、シルクロードS）らもこの一族。近親にはペインテドブラック（ステイヤーズS、青葉賞）やユールシンギング（セントライト記念、新潟大賞典）がおり、おじファルカタリアは中央で5勝し、OP特別でも入着しています。
本馬は2歳12月にJRAでデビュー。3歳7月の函館・芝1200mで勝ち馬から0.1秒差の3着となると、中1週で迎えた同条件戦で先団追走からしっかり押し切って見事に初勝利を挙げました。翌年の函館で500万下（1勝クラス）を突破すると、札幌・ワールドオールスタージョッキーズ第1戦（芝1200m）では、中団やや後ろを追走すると、メンバー中2位タイの上がりの脚で勝ち馬から0.1秒差の2着に健闘。洋芝コースでは安定感を誇っていました。前走後に両前の膝に骨折が見つかったことから、今回のサラブレッドオークションに出品の運びとなりましたが、しっかり回復して復帰することが出来れば、これまでの内容からまだ十分に通用するのではないでしょうか。うまく脚元の状態をコントロールすることができるようであれば、まだ楽しみはあるかと思います。
また、前述の血統背景から将来の繁殖牝馬候補としてもご一考いただければ幸いです。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年11月3日に両前撓側手根骨と両前第三手根骨に骨折を発症。事故見舞金7号（競走中の事故により事故発生の日から9ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※森本スティーブル美浦エリア（高橋トレセン内・茨城県稲敷市蒲ヶ山）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
11月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：川崎　賢二