エスシーカレント　S C Current　　牝　７歳　　※地方競馬　在籍

父スウィフトカレントは兄にアサクサデンエン、弟にヴィクトワールピサを持つ、サマー2000シリーズの初代チャンピオン。種牡馬としてはファーストクロップからサンダラスが連勝でOP特別に勝ち、地方ではヨシノミカエル（ライデンリーダー記念）、ユノエスケープ（梅桜賞）が重賞を制覇。現役馬ではユウチェンジ（UAEダービー3着、朝日杯フューチュリティS4着）やスウィフトハート（北海道2歳優駿3着、サンライズC2着）が存在感を示しています。
一方、母系はアイリッシュボール（愛ダービー）を産んだIrish Lassを5代母に、Bikala（仏ダービー、ガネー賞、凱旋門賞2着）、Assert（仏愛ダービーなどG1・4勝）、Eurobird（愛セントレジャー）を産んだIrish Birdを4代母に持つ、由緒あるファミリー。おばシャインカシオペアはデビュー2連勝でエーデルワイス賞に挑戦、地方重賞・九州ジュニアグランプリで3着するなど、引退までに5勝を挙げました。
本馬は2014年8月の船橋でデビュー。4戦目で待望の初勝利を挙げると南関東通算54戦して大きく着順を落としたのがわずか7戦と抜群の安定感を誇っていました。やや勝ち味に遅いものの、堅実な末脚が最大の武器でコツコツと賞金を咥えてくるタイプと言えるでしょう。本年7月のレースを最後にホッカイドウ競馬の現厩舎へ移籍しましたが、格付けの関係もあり苦戦を強いられている様子。今期の日程が終了したことも踏まえてサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。
2歳戦から始動し、ここまで大きなケガや病気もせず出走を重ねてきたことは立派のひと言。相手関係が楽になる地区への移籍が叶えば、もうひと花咲かせる可能性もあると信じています。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
両前球節部がやや浮腫んでいますが、コンスタントにレースを使えているように走りに全く影響は見られません。最初は若干抵抗があるかもしれませんが、そう神経質になる必要はないでしょう。（ホッカイドウ競馬・佐久間雅貴調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※門別競馬場・佐久間雅貴厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：工藤　圭司