マラビジョーソ　Maravilloso　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父フリオーソは、NAR年度代表馬のタイトルを4度も受賞した“地方の雄”。その存在感は種牡馬となった今も健在で、初年度産駒がデビューした2016年には地方新種牡馬リーディングのタイトルを獲得。中央ではテルペリオンらがオープン入りしており、また地方では昨年の東京ダービー馬ヒカリオーソをはじめ、10頭以上の重賞ウイナーを送り出しています。地方サイアーランキングでも昨年、初めて5位にランクイン。本年も6位（2/19現在）につけており、名実ともに地方競馬を代表する種牡馬として、関係者から絶大な信頼を得ています。
一方、母系は祖母に2002年のオークス2着馬チャペルコンサートの名前があるほか、ムードインディゴ（府中牝馬S）、ユーキャンスマイル（新潟記念、ダイヤモンドS）など、芝中長距離路線での活躍馬が多数。スタミナに定評のある血統背景です。さらに、いとこにはウインクレド（金沢スプリントC2着）、ビッグシューター（岐阜金賞2着）といった地方重賞の好走馬もおり、ダート適性、地方競馬適性も兼備した優秀なファミリーです。

本馬は先週2月15日（土）に東京・芝1800mでデビュー。調教では前進気勢が足りないところがあり、レースで他馬に混じって一生懸命走ってくることを期待していましたが、大きな変わり身は見られずにタイムオーバーとなってしまいました。しかしながら、まだ本気で走っているようには思えませんし、使いつつ経験を積みながら良くなっていくタイプではないかと見ています。今後の成長次第では変わり身があってもおかしくないはずですし、まだまだ上積みが見込めるのではないでしょうか。
母チーカは盛岡の交流競走（ダート1600m）で勝利を挙げていますし、父フリオーソは中央での産駒の勝ち鞍全てがダートであることから、本馬が活躍できる場は砂の舞台ではないでしょうか。前述の通り、祖母にチャペルコンサートを持つ血統背景の確かさ、まだ1戦のキャリアしかなく、ダートも未経験とあらゆる可能性を秘めています。新天地への移籍がいいキッカケとなってくれれば、今後飛躍していっても何ら不思議はありません。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

まだ右前の深管が固まり切っていないところがありますが、歩様には出ていません。現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2020年3月15日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2020年2月15日（土）　1回東京5日　6R　3歳新馬　　芝1800m（良）
　　　結果13着　　タイム1:58.2（1着馬からのタイム差6.7秒、5着馬からのタイム差6.2秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
2月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：スクーデリア