イエローハート　Yellow Heart　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ローエングリンは日本にも馴染みのある優秀な血統構成と桁違いの先行力でG2競走を4勝。日仏香のマイルG1でも善戦するなどファンに愛される馬でした。引退後は種牡馬として安田記念、皐月賞などG1・3勝のロゴタイプや、重賞勝ち馬カラクレナイ（フィリーズレビュー）、ヴゼットジョリー（新潟2歳S）を輩出しており、ハッピーグリン（盛岡重賞・ＯＲＯC、札幌日経OP2着、日経賞4着）が地方競馬での活躍をステップに中央の舞台でも活躍。芝のみならず、ダートへの対応力の高さも優位性のひとつです。

一方、母系はクイーンS2着馬シャダイハマナスを産んだハマナス2を4代母に持ち、ナオミシャイン（クイーンS2着、4歳牝馬特別3着、オークス5着）やアドマイヤマジック（フェアリーS3着）、サルサクイーン（大井重賞・東京プリンセス賞）、プレイザゲーム（大井重賞・東京ダービー2着）らもこのファミリー。祖母ターキーレッドはOP特別など中央で5勝を挙げており、近親にはペプチドアマゾン（京都新聞杯2着、日本ダービー4着）やサンフレア（キャピタルS、TVKテレビ賞）が存在。半姉レノーアは新馬戦、黄梅賞、由比ヶ浜特別と勝ち進み、現在は準OP馬として活躍を続けています。

本馬は2019年6月29日に福島競馬場でデビューし、現在まで4戦しております。デビュー当初は456kgながらやや非力な印象のする馬体でしたが今年3月20日のレースでは470kgまで成長し身体もしっかりしてきました。レース内容も変化しており、スローペースの決め手勝負の中で他馬に遅れることなくスピードを発揮しておりました。しかしながら現状では勝ち星への望みはやや薄く、相手関係を変えて活躍を期すために今回の出品となりました。

父ローエングリン代表産駒であるロゴタイプは7歳で引退の直前までG1レースで上位に入っており、古馬になっても衰えを感じさせない活躍を見せておりました。その他の産駒も古馬になって成績が上向く馬も多く、本馬もまだ若く成長の余地があることから、変わり身一つで大きな活躍の機会があるかもしれません。何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
4月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：高橋　宏弥