パトローナム　Patronum　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ワールドエースは皐月賞2着、日本ダービーでは1番人気に推された素質馬で、マイラーズCでのレコード勝ちなど重賞を2勝。いきなり130頭を超える種付けとなった初年度の産駒たちが昨夏より順次デビューを迎えており、すでにオータムレッド（クローバー賞、アルテミスS5着）やスペードエース（アルメリア賞）、ジェラペッシュ（サウジアラビアロイヤルC4着）、アサケエース（こうやまき賞2着、中京2歳S3着）、グランフェスタ（もみじS4着）、ボルドープリュネ（笠松重賞・ライデンリーダー記念3着）ら24頭が勝ち名乗り。新種牡馬の有望株として熱い視線が向けられています。

一方、母系はダイオメドSの勝ち馬Prima Voce（英チャンピオンS2着、バーデン大賞3着）を産んだQue Monaを6代母に、種牡馬マルゼンスター（東京盃、東海ゴールドC）を産んだモンソランジを5代母に持つファミリー。祖母シャンハイレディは中央で5勝をマークし、準OPでも入着を果たしており、近親には荒尾で5連勝、佐賀で7連勝を収めたザヤング、おばにドンカスターCなど中央4勝を挙げ、準OPでも好走したグレイスミノルが名を連ねています。

本馬は2019年7月13日に函館競馬場でデビュー。やや小柄で、一生懸命に走ってくれるタイプです。馬群を少し気にするところがあり、上手く脚を活かせず、6戦してなかなか良いところが見せられておりません。しかしながら、上がりタイムそのものは決して悪いものではなく、また馬体は順調に成長を続けていることから、環境変わりでの変わり身を期待して、今回出品させていただくことにいたしました。
父ワールドエースは昨年から産駒が走り始めた新鋭の種牡馬で、昨年は産駒の勝馬率が2割を超えており今後の躍進が期待できる種牡馬です。母は中央競馬ダート戦3勝を挙げており、こちらも本馬が初仔となります。若く体力のある両親から良いところを受け継いでくれているならば、今後の成長と合わせてガラり一変があるかもしれません。
まだまだ若く成長途上にある本馬。地方競馬に移籍し、相手関係が楽になれば、善戦は可能だと思います。ここまですでに6戦に出走していますので、今後もコンスタントに出走が可能でしょう。4ヵ月の休養を挟んで1戦しており、叩きとなって体調は上向きのはず。何卒ご検討いただきますようよろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
4月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)ミルファーム