ミルクティーカラー　Milk Tea Color　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父バゴは好タイムでの決着となった凱旋門賞などG1・5勝を挙げたフランスの名馬。引退後は日本にて種牡馬入りしており、昨秋の秋華賞を制したクロノジェネシス（クイーンC、阪神ジュベナイルフィリーズ2着、桜花賞3着、オークス3着）をはじめとして、これまでにビッグウィーク（菊花賞）やオウケンサクラ（フラワーC、桜花賞2着）、トロワボヌール（交流重賞3勝、JBCレディスクラシック2着）、クリスマス（函館2歳S、阪神ジュベナイルフィリーズ4着）など、数多くの重賞勝ち馬を輩出。中央・地方、芝・ダート、距離など、活躍の場を選ばず、幅広い適性と安定感を誇ります。

一方、母系は欧州に由来し、日本に根づいた歴史あるファミリー。近親には中央4勝を挙げ、桜花賞の舞台も経験したスロクエリタージュ、新発田特別や秋元湖特別など中央3勝のスロクスサノオ、おじに地方重賞・エトワール賞など門別・南関東で計16勝をマークしたファイアーアップがいるなど、配合相手を選ぶことなく安定して勝ち星を量産する系譜となっています。

本馬は今年の1月にJRAでデビュー。400kg前後の小柄な牝馬で非力な面があり、馬体重の維持に苦労することもあってなかなか思っているほどの走りが出来ない現状。しかしながら、ここまでダート1200m戦で2戦を消化しており、前走では着順こそ振るわなかったものの、メンバー中3番目に速い上がりの脚を繰り出しています。また、追い切りでは終い12秒台でまとめてきているように軽快なスピードを見せており、能力は秘めているのではないかと見ています。
まだキャリア2戦の3歳馬ですし、キッカケひとつで変わる可能性があるはず。馬体減の心配が少ない滞在競馬なら十分に通用する可能性はあると思われます。スピードを生かせる地方競馬の平坦で小回り、かつ軽い馬場で少頭数の競馬ならば、これまでとは全く違う姿を見せてくれるかもしれません。
前述の通り、クロノジェネシスなどをはじめG1馬を送り出しているバゴを父に持つ本馬。将来の繁殖候補としても面白いのではないでしょうか。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
4月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)テシオ