フォーティプリンス　Fourty Prince　　牡　６歳　　※中央競馬　登録抹消

父フォーティナイナーズサンは、フォーティナイナー系の活躍種牡馬Distorted Humorの直子で、現役時代は米国で走り6勝。3歳1月にデビューし、最初は芝、ダートどちらも使われていましたが、古馬になってからは芝に専念。一般競走を3連勝し、G1初挑戦となったエディリードHで2着となり、アーリントンミリオンの3着を挟んで挑んだクレメントLハーシュターフChでG1初制覇を飾りました。その後も現役を続け、6歳時にはサンルイレイSに優勝しています。日本で種牡馬入りしてからの産駒は圧倒的にダートでの活躍が目立っており、オータムリーフSを勝ったニットウスバルや、関東オークス2着のポムフィリアなど、高いレベルで活躍した馬はほとんどダートが主戦場。地方競馬の活躍馬も多く、鎌倉記念、北海優駿などを勝ったニシノファイター、佐賀で重賞6勝を挙げたサプール、同じく佐賀で重賞5勝のコウザンゴールドなどを送り出しています。

母系を見ますと、母マジュスキュールは東京のダート1600mで新馬勝ちしています。4代母のFairlyはアルゼンチンのG2クリアドレス賞を勝ち、G1アルゼンチン共和国賞で2着。その孫にはアルゼンチンのG1モンテビデオ賞で3着のMake My Dayがいます。また、5代母のFallowからは、米G1サンフアンカピストラーノH2着のFiction、米G1デルマーフュチュリティ2着のBold Second、南アフリカでG1ケイプフィリーズギニーズに優勝したIgrejaといった活躍馬も出ています。

本馬は2017年7月2日に福島ダート1150mの新馬戦でデビュー。初戦は16頭立ての10着に終わりましたが、ひと息入れて挑んだ東京ダート1400mの未勝利戦では、12番人気の低評価ながら3着に好走しました。その後は徐々に成績も安定し、デビュー9戦目に1番人気に応えて初勝利。昇級後もレースを使うごとに成績が良くなり、2019年4月20日に福島ダート1150m戦を鮮やかに差し切って2勝目を挙げました。昇級初戦となった新潟の八海山特別では、後方2番手で脚をためると、直線は外から鋭い追い上げを見せて、コンマ4秒差の5着。上り3ハロンはメンバー中2位の36秒0をマークしました。
その後はなかなか決め手を生かし切れない競馬が続いており、2勝クラスでの勝ち負けは厳しい現状となっていますが、6歳を迎えても体は増え続けており、まだまだ衰えは感じさせません。非常に丈夫で、性格的にも大人しい馬で、相手関係が楽になればまだまだ活躍してくれるでしょう。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内グロースフィールド（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
4月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ホースアディクト