トーセンアクセス　Tosen Access　　牡　３歳　　※地方競馬　在籍（未出走）

父トーセンホマレボシは天皇賞・秋など重賞を4勝したトーセンジョーダンの半弟。期待のディープインパクト産駒として京都新聞杯を当時の日本レコードタイムで制し、続く日本ダービーでも僅差の3着とポテンシャルの高さを見せました。また種牡馬としても初年度産駒にあたるミッキースワロー（日経賞、セントライト記念、七夕賞、ジャパンC5着、大阪杯5着）が王道路線を邁進。他にも準OP馬カレンガリアード（香嵐渓特別）やスターストラック（檜山特別／母の父は出品本馬と同じシンボリクリスエス）、地方ではシベリアンプラウド（門別重賞・王冠賞2着）やナムラミルク（佐賀重賞・ロータスクラウン賞2着）など、ダートでも高いレベルの活躍を見せています。

一方、母系は重賞勝ち馬マコトライデン（シリウスS、セントウルS2着）らと同じくバンバレラに遡るファミリーで、曾祖母マルカアイリスは小倉3歳Sを制しており、近親にマルカセンリョウ（名古屋大賞典、かきつばた記念、名古屋重賞6勝）、いとこにアイリスフィール（デイジー賞）、母の全妹にアンジェリック（愛知杯5着、アネモネS5着）が存在。全兄トーセンヴィータは中央で2勝目、半兄トーセンアイアンは船橋で連勝し、4勝目を挙げています。

日経賞で鮮やかな差し切り勝ちを決めたミッキースワロー、今最もタイムリーなトーセンホマレボシ産駒のご紹介です。本馬は浦和の小久保厩舎へ入厩、デビューを目指していましたが、思うように時計が詰まらず、仕上がり切るまでには時間を要す模様。如何せん550kgを超す雄大な馬体の持ち主で冬場は絞りづらいことは確か。これから代謝が活発になってくれば体付きがもっとシャープになってくると見ています。
そろそろ次世代との入れ替えを検討する時期に入っているため、今回サラブレッドオークションへ出品する運びとなりましたが、前述のとおりきょうだいはコンスタントに走っている血筋。特に全兄トーセンヴィータは中央2勝馬ながら既に4,300万円を獲得するなど走る労働者と言っても過言ではありません。即戦力という訳にはいきませんが、ダート適性の高さは折り紙つき。長い目で見て下さるバイヤーの皆様、是非ご検討いただけましたら幸いです。

なお、本馬は未出走のため、1回に限り馬名の変更が可能。新しいオーナー様が命名した馬名で、新天地で活躍してくれることを願っています。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
体が大きすぎますが、兄3頭は走っているので、時間を掛けて立て直せば、やれる可能性はあると思います。（浦和競馬・小久保智調教師）


※本馬の測尺は、体高：165cm・馬体重：545kg（4月2日現在）です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
4月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉