エイシンホープ　A Shin Hope　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父グランプリボスはNHKマイルC、朝日杯フューチュリティSとG1を2勝し、英国・香港と海を渡った名マイラー。待望の産駒は2018年にデビューイヤーを迎えており、これまでに中央・地方で60頭が勝ち名乗り。中央ではグランプリワンやモズベイビー、レイトブルーミングが2勝目を挙げており、地方では金沢・石川ダービーを大差勝ちしたロンギングルックや、浦和・桜花賞2着のゼットパッション、高知重賞・土佐秋月賞を含む6連勝を挙げたモズヘラクレスなどが地元の重賞戦線で躍動しています。

一方、母系は金杯の勝ち馬エイシンテネシーを産んだCastle Royale（シープスヘッドベイH、ハイアリアターフC2着）を4代母に持ち、豪G2勝ち馬Katimaやエイシンセイテン（バイオレットS）、エーシンジャッカル（ニュージーランドT2着）、エイシンエール（園田重賞・兵庫サマークイーン賞）らもこのファミリー。祖母テネシーガールはセントウルS、ファンタジーSと重賞を2勝、おばエーシンメンフィスは愛知杯の勝ち馬と活力が漲っており、出品本馬を含むきょうだい全てが勝利を収めている点も見逃せません。

本馬は3歳2月の阪神芝2000mでデビュー。果敢にハナを主張し良いスピードを披露したものの距離が保たずに13着でゴール。2戦目は一転してダート短距離に矛先を向けましたが変わり身が見られません。
栗東坂路コースで51・52秒台を連発しているように稽古の良さが実戦で生かし切れていないため、早めに見切りをつけ兵庫の現厩舎へ移籍します。移籍5戦目で鮮やかな逃げ切り勝ちを決めると勢いは持続、2連勝を飾ります。近2走は着外に沈んでいますが、ベストディスタンス（1400m）に限ると掲示板を外していません。
所有頭数の整理をする関係でサラブレッドオークションへ出品する運びとなりましたが、常に前で戦えるスピードは主戦場が変わっても大きな武器となるでしょう。やや詰めの甘さはありますが、新天地への移籍をきっかけに地力が強化すれば勝鞍を伸ばして不思議ないと見ています。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
いいスピードはありますが、牝馬特有のピリピリした面が見受けられます。C1に上がってから足踏みが続いたため距離を延ばしてみましたが、やはり距離は短いにこしたことはないでしょう。ゲート入りにやや難があるため、レースでは先入れするようにしています。（園田競馬西脇・橋本忠明調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,200円/日（税抜）です。
4月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦