ロジキャロル　Logi Carroll　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

父クロフネはNHKマイルCの勝ち馬にして、ダート1600ｍと2100ｍの日本レコードホルダー。武蔵野S、ジャパンカップダートでの圧勝劇から“日本史上最強のダート馬”との呼び声も高く、種牡馬入り後もフサイチリシャール（朝日杯フューチュリティS）、スリープレスナイト（スプリンターズS）、カレンチャン（スプリンターズS、高松宮記念）、ホエールキャプチャ（ヴィクトリアマイル）、クラリティスカイ（NHKマイルC）、ホワイトフーガ（JBCレディスクラシック連覇）、アエロリット（NHKマイルC）など、毎年のようにG1馬を輩出。長年に亘ってJRAダート種牡馬のトップ5にランクインを続けるスーパーサイアーの一頭です。

一方、母系はブルーグラスSの覇者Racing Foolを産んだSpring Runに遡るファミリー。小倉3歳Sの勝ち馬でエリザベス女王杯でも3着に好走したエイシンサンサンを祖母に持ち、近親エイシンイットオーも小倉3歳Sの覇者。おじにエイシンニーザン（プリンシパルS、阪神スプリングJ）、エイシンテンリュー（青葉賞3着）、エイシンクリック（ステイヤーズS3着）、母はエーシンリターンズ（関屋記念2着、桜花賞3着）と活力に満ち溢れており、半妹エイシンテースティは先日の園田で9勝目、エイシントドロキは地方転籍後2連勝中となっています。
また、クロフネ×キングカメハメハの配合からは、タガノヴェローナ（クイーン賞4着）など、多くの勝ち馬が出ています。

本馬は3歳1月の中山ダート1800mでデビュー。行きっぷりがひと息で道中も置かれ加減になりましたが、直線は大外を回しほぼ圏外と思われる位置からグイグイ加速、上位2頭には水を開けられたものの脚力を十分見せつけました。その後は正攻法の競馬が板に付きいつ順番が回ってきてもおかしくないレベルに達していましたが、運に恵まれず未勝利戦終了を機に南関東へ移籍します。
当地では勝てないまでも相手なりに賞金をコツコツと稼ぎ2019年5月より園田競馬へ活路を求めます。移籍2戦目で長いトンネルを抜け出しましたが、その後はワンパンチ足りないレースが続いているため、今回サラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。
現状は格付けの壁に当たっている印象を受けますが、詰めの甘さを補うには前半の貯金を生かすことが必須条件。メンバーが手薄になる地区への移籍が叶えば先手を主張し易くなると見ています。1勝馬の身ですがトータルの収支に重点を置いているバイヤーの皆様、落札候補の一頭としてご検討頂けましたら幸いです。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
現状B2クラスで勝ち切るには展開やメンバーに恵まれる必要がありそう。先手を打ちやすい競馬場へ移籍して自分のリズムで運ぶことができれば、まだやれる馬だと思います。ノド鳴りの兆候が見られますが、追い切りやレースに支障をきたしてはいないため、内視鏡検査は行っていません。（園田競馬・田中一巧調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※スターグリーン（三重県名張市滝之原・名張ホースランドパーク内）に在厩しており、預託料は9,000円/日（税抜）です。
4月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：永野　雄介