ビジュユノ　Bijou Juno　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

母サバンナガール、そして本馬の兄姉は全てJRA、もしくは地方競馬で勝ち星を挙げている堅実駆けの血統。曽祖母Careless KittenからはミルリーフS（英G2）などイギリスで重賞3勝を挙げたArkadian Hero、青葉賞を制したヒラボクディープの母キャットアリを輩出しています。ブラックタイプを更に紐解けばField Cat（パンアメリカンH）、Family Style（フリゼットSなどG1を4勝）、Editor's Note（ベルモントS、スーパーダービー）、ヘネシー（米ホープフルSを勝ち、種牡馬としてもサンライズバッカスやヨハネスブルグなどを輩出）、Hold That Tiger（仏グランクリテリヨム）など、欧米のG1馬が続々と出てくる名牝系です。
本馬は2015年10月に川崎競馬場でデビュー。レースに行って集中力に欠ける面があり、なかなか成績が安定しませんでしたが、13戦目にして待望の初勝利を挙げました。その後は思わしい結果を出すには至っていないものの、最後まで集中して走ることができればもっとやれるはず。脚元に関しても全く問題なく、コンスタントにレースを使えるのは大きな強みで、移籍先でも確実に賞金を稼いでくれるのではないでしょうか。

【本馬についての現状説明】
馬房での前掻きが他の馬より多い程度で、変な癖はありません。どうもレースに行って集中し切れない面があって、色々と試行錯誤したものの、なかなか結果が出ていない現状です。それでも調教の動きは抜群で時計も出ますから、能力を秘めているのは間違いないでしょう。最後まで集中して走れるようになれば、もっとやれるはずです。短距離では追走に苦労するので、ユッタリ行ける長めの距離がいいと思います。脚元に関しては全く問題なく、使い込んでもへこたれませんから、数を使いたい馬主さんにはもってこいの馬ですね。右前球節にある外傷の痕もごくごく軽度のものですし、右肩にある皮膚病もすぐに治るでしょう。いずれも全く心配ありません。
（大井競馬・中道啓二調教師）


※本馬は南関東4競馬場への転入が可能です。

※本馬は現在、大井競馬場・中道啓二厩舎（東京都品川区勝島）に在厩しており、売買成立後の引き渡しも同場所からとなります。

※本馬の預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。

※販売申込者：中井　誠二