ジュネスドール　Jeunesse d'Or　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父アグネスデジタルは中央・地方・海外のG1を 6勝した“芝・ダート不問の歴史的オールラウンダー”。種牡馬としてジャパンダートダービーの覇者カゼノコを筆頭に、ヤマニンキングリー（札幌記念など重賞3勝）やアスカノロマン（東海S、平安S）、サウンドバリアー（フィリーズレビュー）、グランプリエンゼル（函館スプリントS）、メイショウスザンナ（クイーンS）、ダイシンオレンジ（アンタレスS、平安S）など、数々の重賞ウイナーを輩出。昨年、南関東の牝馬二冠馬に輝いたトーセンガーネット（関東オークス3着）をはじめとして、地方重賞の舞台で活躍する産駒が多いことも優れた魅力のひとつです。

一方、母系は日本が誇る名マイラー・サッカーボーイ（マイルCS、阪神3歳S）を産んだダイナサッシュを曾祖母に持ち、おじに大種牡馬ステイゴールド（香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシック）、おばにレクレドール（ローズSなど重賞2勝）、いとこにショウナンパンドラ（ジャパンC、秋華賞）やドリームパスポート（神戸新聞杯、G1・2着3回）、ベルーフ（京成杯）、フロンティア（新潟2歳S）など、重賞勝ち馬がズラリと並ぶ名血。出走した兄3頭のうち、2頭が勝ち星を収めています。

本馬は2歳10月に新潟・芝1400m戦でデビュー。2番手を追走すると直線でもしぶとく粘って、勝ち馬から0.7秒差の6着と、まずまずの走りを見せます。今年5月の福島・芝1200m戦では先団追走から3着に入線。勝ち上がりも意識させましたが、現状では力強さに欠けますし、荒れた馬場も良くないといった注文もつくため、その後は思ったほどの結果を残せませんでした。跳びの綺麗な馬なので少し重い馬場は合わないのかもしれません。スピードが活かせる芝や軽いダートならもっとやれるのではないでしょうか。馬体重を大きく減らすことなく競馬に使えたものの、その反対になかなか増えてこず牡馬としては少し華奢な印象なので、そこが解消してくれば一変する可能性もあると思われます。地方の滞在競馬で体を増やしながら使うことができれば、更に良さが出てくるでしょう。
兄は地方で勝ち星を挙げていますし、前述の通りステイゴールドをはじめとした活力ある血統背景の持ち主なので、今後の成長力にも期待できそう。相手関係が楽になる競馬場に移籍すれば未勝利戦の走りからも、十分に勝負になるはず。新天地での活躍に期待して出品させていただきました。


※2020年7月11日の競走（13着）にて、3走成績による出走制限（2020年9月11日まで平地競走に出走できない）を受けています。
転入先の競馬場によって、出走申込の受付拒否、能力検査・調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
7月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング