ピンポンダマ　Ping Pong Dama　　牡　２歳　　※地方競馬　在籍

父リオンディーズはキャリア1戦で朝日杯フューチュリティSを制し、最優秀2歳牡馬に選出。脚部不安により日本ダービー5着がラストランとなりましたが、種牡馬1年目から191頭に及ぶオファーを集め、続く2018、2019年も150頭以上に種付けを行う人気ぶり。注目の初年度産駒が今夏よりデビューを迎えると、ピンクカメハメハやヴェールクレールら3頭が堂々の新馬勝ちを収め、すでに4頭が勝ち上がりを決めています。キングカメハメハの直仔であり、母は名牝シーザリオ、兄弟にG1馬エピファネイア、サートゥルナーリアがいる珠玉の血統は必ずや成功へと結び付くはずです。

一方、母系はレコード勝ちとなった福島ＲＣ70周年記念OPなど中央7勝を挙げ、重賞でも掲示板入りしたダイナボンダーを曾祖母に持ち、天皇賞・春を制して種牡馬入りしたニチドウタローや、浦和重賞・しらさぎ賞など南関東で7勝したノムラテンカムテキらもこのファミリーの出身。母マイネノーブレスは中央3勝、おじウインダムール（現役）は金沢・南関東・笠松で13勝、半姉アイルグレイスは岩手で3勝を挙げています。

本馬は今年4月の門別ダート1100mで早期デビュー。好スタートを切ったものの外から来る馬を尻目にインの経済コースでしっかりと脚を溜めます。直線入口で狭い間を割り早めに抜け出しを図りましたが、勝ち馬の強襲に遭い2着。勝ち馬は栄冠賞、函館2歳ステークスへと駒を進めたラジアントエンティ。相手が悪かったとしか言いようがありません。
2戦目は単勝1.9倍の断然人気に推されましたが、手応えほどピリッとした脚を使えず5着。前走にいたっては終始後方のまま大差負けを喫したため、このタイミングを機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。
どちらかと言えばパワータイプの印象を受けますが、新馬らしからぬレースぶりを披露した初戦の内容を見ると、このままでは終わらないはず。レベルの高いホッカイドウ競馬で揉まれた経験値が他場では有利に働くことでしょう。まだ伸びシロが望める2歳馬、今後の活躍を陰ながら応援いたしております。
現状の賞金に年内5万円を上乗せできれば、南関東競馬に挑戦が可能です。
尚、ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
まだ完成途上で緩さが先行しています。体が500kg近くありますから、持て余し気味なのでしょう。新馬戦の内容が悪くなかったですし、キャリアを重ねて芯が入ってくれば走ってくるかもしれません。（ホッカイドウ競馬・小国博行調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※門別競馬場・小国博行厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
8月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：斉藤　勘介