エンパイアカラー　Empire Color　　セン　６歳　　※中央競馬　登録抹消

父エンパイアメーカーは米国で生産、調教され、2歳時を2戦1勝で終えると、3歳時にフロリダダービーを勝ってG1初制覇を果たしました。続くウッドメモリアルSも制してG1連勝を果たし、1番人気でケンタッキーダービーに挑みましたが、ここはウッドメモリアルSで下していたFunny Cideに逆転を許し2着。その後はプリークネスSを見送ってベルモントSに挑み、2冠馬となっていたFunny Cideなどを破って優勝しました。種牡馬としても初年度産駒からG1勝ち馬を送り出す活躍を見せ、米G1を6勝した名牝Royal Deltaや、サンタアニタダービー勝ち馬で、3冠馬American Pharoahの父でもあるPioneerof the Nileなどを輩出。持ち込み馬として日本で走ったフェデラリストも中山金杯、中山記念を勝つなど活躍し、2011年からは日本で種付け。JRAの活躍馬だけでなく、岩手を代表する名馬エンパイアペガサスなどを送り出しました。2016年からは米国に戻って種牡馬生活を送っていましたが、2020年1月に病気のため急死しています。

母系を見ますと、半兄にエプソムCなど重賞3勝を挙げたサンライズマックス、全日本2歳優駿を勝ったビッグロマンス、JRA2勝のあと盛岡で重賞3勝を挙げたコウセンがいるなど、兄姉の成績は非常に優秀。伯父には重賞2勝を挙げジャパンCダート3着のミラクルオペラがおり、祖母マックスフリートの半弟には交流G1ダービーグランプリなどを制したナリタホマレがいます。日本国内で芝はもちろん、優秀なダート馬も次々と送り出すファミリーといえるでしょう。

本馬は2015年の北海道セレクションセールにおいて1404万円で購入され、2016年11月1日に阪神ダート1800mの新馬戦でデビュー。14頭立ての8着に終わると、2戦目以降は2桁着順を繰り返し、3歳5月に名古屋へ移籍しました、すると、移籍初戦を7馬身差で逃げ切り初勝利。その後も圧勝で3連勝を飾り、同年12月にはJRAに復帰します。
復帰初戦の中山ダート2500m戦は16頭立ての14番人気ながら4着と好走し、続く中山ダート2400m戦も5着。決してフロックではないところを見せ、3戦目の東京ダート2100m戦で好位から抜け出して1馬身差の快勝。中央初勝利を挙げます。500万下に降級してからは再び安定した走りを見せ、2走前の東京ダート2100m戦では0秒8差の5着。上位の力を秘めていると言えるでしょう。
年内であれば南関東競馬に転入が可能（C1クラス）で、来年年明けにはC2クラスに降級する点は、本馬のアピールポイントの1つでしょう。
なお現在、鼻出血予防のケアを続けながら出走しています。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2020年1月に右下腿骨の骨折を発症。事故見舞金12号（調教中又は輸送中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。

※2019年6月22日の競走（7走前）中に鼻出血を発症しています。

※2018年7月1日の競走において枠入り不良となっています。

※2016年6月28日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
11月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)吉澤ホールディングス