オニンギョウサン　Oningyosan　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

父モンテロッソは、強豪相手にレコードタイムでドバイＷＣを制した英国産馬。Dubawiの有力後継者として2014年より日本にて種牡馬供用され、5年間での種付けは490頭と安定した人気ぶり。ファーストクロップのリュヌルージュ（中山牝馬S2着、マーメイドS3着）やラセット（中京記念2着、きさらぎ賞3着）、ビリーバー（アイビスサマーダッシュ3着）、モンテグロッソ（青葉賞4着）、ハトホル（フェアリーS4着）、トキノパイレーツ（川崎重賞・スパーキングサマーC）らが頭角を現しており、セカンドクロップからは昨年のNAR3歳最優秀牡馬に輝いたリンゾウチャネル（北海優駿など地方重賞5勝）が好レースを続けています。

一方、母系はスプリンターズSを連覇したメイワキミコを5代母に持ち、皐月賞馬ハワイアンイメージや今夏に函館2歳Sを制したリンゴアメらもこのファミリーの出身。近親にはプロキオンS4着のメイショウサライや2年連続で最優秀障害馬に輝いたキングジョイらがおり、母の全兄マイネルアダマスは平地4勝、葵S3着、おじマイネルジェイドは500万クラス、1000万クラス、迎春Sと3連勝を含む4勝を挙げて重賞レースにも挑戦。半弟テセウスは今月の福島競馬において待望の中央初勝利を収めています。

本馬は2歳6月の函館芝1,200mで早期デビュー。発馬ひと息で後方を追走しますが、直線は追われる毎に伸びて5着でゴール。ブービー人気を覆す好走を見せます。2戦目は手応え以上に渋太いレースで3着、安定感のある北海道シリーズの内容から未勝利突破は時間の問題かと思われましたが、勝ち運に恵まれず今年4月のレースを最後に笠松の現厩舎へ移籍します。転入後は成績が振るわなかったものの、4戦目で3位入線しキッカケを掴むと次走は4コーナー早め先頭で後続を振り切り待望の初勝利を飾ります。頭数整理と近走の成績を踏まえサラブレッドオークションへ出品する運びとなりましたが、一時減らした馬体が回復し450kg台で出走できている点は好材料。3歳馬ながら21戦のキャリアを誇りますが、ダメージの蓄積はなく、これからも相手なりにコツコツと賞金を獲得してくれるのではないでしょうか。
尚、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。記載事項以外に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
追い切りでは内にモタれる面は見せないものの、実戦では内にモタれてしまうため、終いの伸びを欠く傾向にあります。そのあたりが解消してくると、十分に戦力になるはずです。（笠松競馬・東川公則調教師）


※2020年11月19日の競走（笠松競馬・前走）にて、駐立不良の注意を受けています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※笠松競馬場・東川公則厩舎（岐阜県羽島郡笠松町若葉町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)ミルファーム