スゴウデノハンター　Sugoudeno Hunter　　セン　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父セレスハントは芝でデビュー勝ちを果たしましたが、初ダートの3戦目でスマートファルコンを破ると、以降はダート中心のローテーションが組まれます。ジワジワと力をつけ、4歳秋のペルセウスSで初のオープン勝ち。5歳夏に佐賀のサマーチャンピオンで初の交流重賞勝ちを果たしました。翌年には大井の東京スプリントに優勝し、7、8歳時には北海道スプリントCを連覇と、非常に息の長い活躍を見せた一流馬です。種牡馬としては初年度に16頭に種付けしたのが最高で、2年目以降は数頭のみとなっていますが、初年度産駒の中からイチバンヤリがJRA初勝利を挙げました。地方競馬ではワシヅカミが園田で11戦8勝2着3回の成績を残すなど複数の勝利を挙げる産駒も目立ち、数少ない子供たちが各地で奮闘しています。

母系を見ますと、母タイムピースは未出走で引退しましたが、伯父のエアソミュールが毎日王冠、鳴尾記念を勝つなど、そのきょうだいは優秀。JRA1勝の祖母エアラグーンの全兄には皐月賞、菊花賞を勝ったエアシャカール、半姉にはクイーンSを勝ちオークス2着のエアデジャヴー。近親にはAJCC勝ちのエアシェイディ、秋華賞馬エアメサイア、重賞3勝のエアスピネル、チャレンジC勝ちのエアウィンザー、函館記念を勝ったエアアンセムなど多数の一流馬が名を連ねます。

本馬は2020年12月19日に中山ダート1200mの新馬戦でデビュー。好スタートを切ると、ダッシュもついて先行争いに加わり、道中は2番手の外を追走します。直線を向いてからも逃げ馬をとらえに行く脚を見せましたが、後方待機組の末脚が生きるレース展開となったこともあり、7着でゴール。それでも勝ち馬からは0秒8差と大きくは負けておらず、評価できるレースぶりだったといえるでしょう。2戦目は中京に遠征してダート1200m戦に出走。今度も互角のスタートを切りましたが、周りのペースが速く前に入られる格好となって道中は後方を追走。勝負どころの反応もひと息で4コーナーでは最後方まで下がってしまいましたが、直線で盛り返し、1頭かわして16頭立ての15着でゴールしました。2戦目は初めて砂をかぶる競馬となったことも影響したと思われますが、気持ちを切らさずに盛り返した内容は今後につながっていくと思われます。なお、馬っ気が強かったことからデビュー前に去勢されており、その成果で落ち着きが出て普通に競馬ができています。小柄な馬体はこれからの成長が見込め、初戦のレースぶりを思えば能力も秘めているはず。父同様に息の長い活躍を見せてくれるのではないでしょうか。


※2020年7月17日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
1月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)サンデーヒルズ