サナップスコット　Sunup Scot　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

サナップスコットをご紹介します。本馬の父Dawn Approach (ドーンアプローチ) はG1レース4勝。2歳デビューから連勝を重ねナショナルステークス (G1) 、デューハーストステークス (G1) 
を無敗のまま制し、カルティエ賞・最優秀2歳牡馬に選出されました。更に無敗のまま翌年の2000ギニー (G1) に勝利し、その後セントジェームズパレスステークス (G1) にも勝利したスピード馬でした。母系に目を向けると、祖母FifeはルーペS (L) 3着の実績を持つブラックタイプホースです。この一族には愛パークS (G3) 勝ち馬でモイグレアスタッドS (G1) 2着などがあるUgo Fire、
シルヴァーフラッシュS (G3) 勝ち馬Cabaret、ソラリオS (G3) 勝ち馬Drumfireなど、2歳から活躍する仕上がりの早いスピード馬が多数名を連ねています。サナップスコットは体質が弱かったため、時間をかけて調整されました。デビュー戦は3歳の8月上旬、新潟競馬場・芝1400mでした。本馬以外は全て既走馬、自身も仕上がり途上のため18頭中17番人気の評価に甘んじたサナップスコット。スタートでは勢いがつかず道中は最後方からの競馬となりましたが、3コーナーから位置取りを一気に押し上げて馬群に取り付き、直線では前が壁になる不利を受けながら外に持ち出され、力強い末脚で追い上げ10着と善戦しました。この一戦を消化した時点でJRAでの未勝利期限を迎えてしまった本馬は、園田競馬場に転厩して現役を続行することになりました。園田競馬場で迎えた転厩初戦は3歳の12月、ダート1400m。スタートで躓いたサナップスコットは、最後方からの競馬となりましたが、3コーナー過ぎから追い上げ直線では大外から末脚を繰り出しましたが、前残りのレース展開に屈し勝ち馬と0.9差の7着となりました。続く12月末の転厩2戦目は同じダート1400m、ここで一番人気に支持されたサナップスコットは、スタート後程なく5番手中団に位置を取り、4コーナーを3、4番手で回り直線へ。あとは前を捉えるだけという勢いでしたが、直線追い出すとヨレてしまい、立て直す間に勝ち馬の逃げ切りを許す競馬となり、勝ち馬から1.0差の6着となり3歳シーズンを終えました。
4歳となったサナップスコットは1月のダート1400mに出走。内枠からのスタートとなった本馬はスタートで立ち遅れ、後方2番手での競馬となりましたが、3コーナー過ぎから目覚ましい勢いで3番手まで一気に追い上げ直線に向きましたが、程なく息切れしてしまい勝ち馬から2.6差の7着となりました。
ここまでわずか4戦を消化したのみで、まだまだ良化途上のサナップスコットですが、ここでJRA復帰を断念、新たな環境での活躍を期待し上場する運びとなりました。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
1月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)