バッハスピリッツ　Bach Spirits　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父グランプリボスはNHKマイルC、朝日杯フューチュリティSとG1を2勝し、英国・香港と海を渡った名マイラー。待望の産駒は2018年にデビューイヤーを迎えており、これまでに中央・地方で100頭が勝ち名乗り。中央では先週の小倉において破竹の3連勝で準OP入りしたモズナガレボシを筆頭に、ヒロノトウリョウ、タイキルークス、オカリナらが2勝以上を挙げており、地方では門別・イノセントC、川崎・鎌倉記念を連勝したリーチや、金沢・石川ダービーを大差勝ちしたロンギングルック（金沢重賞3勝）、高知・土佐秋月賞を含む6連勝など計9勝を挙げているモズヘラクレス、浦和・桜花賞2着のゼットパッション、年頭の水沢重賞・金杯で岩手重賞4勝目を挙げたリュウノシンゲンなどが、NAR重賞戦線で躍動しています。

一方、母系は二冠牝馬テスコガビーを産んだキタノリュウを4代母に持ち、母はラベンダー賞、函館3歳Sと2連勝で重賞ウイナーの仲間入りを果たしたエンゼルカロ。おじに旭川重賞2着があるヤマフパディー、いとこに中央準OP馬デンコウミサイル、金沢重賞2着2回のアイナ、甥に門別重賞・サンライズCの勝ち馬タケルオウジ（大井重賞・黒潮盃2着）と活況を呈しており、半兄コスモスペシャリー（栗子特別など中央3勝）を筆頭に、募集本馬を含むきょうだいで計38勝をマークしています。

本馬は2019年12月15日に中山競馬場の2歳新馬（ダート1200m）にてデビューしております。中央では交流競走1戦を含む6戦を走ったものの、どのレースでもあまり良い所が見せられずに終えてしまっており、2020年8月に笠松競馬に移籍しました。移籍後初戦で初勝利を挙げると、その後は10戦して全てのレースで掲示板を外さない走りを見せており、笠松競馬での戦績は11戦3勝2着2回・3着2回となっております。まだまだこれからの走りに大いに期待ができる本馬ですが、笠松競馬の開催自粛決定に伴い、今回の出品となりました。
移籍前と馬体重はさほど変わらないものの、馬体は緩さが抜けてしっかりとしたものになっており、目に見える成長を感じられます。笠松競馬で3勝を挙げていることから中央再転入も可能ですので中央競馬で再び戦うことも可能ですし、他場でさらなる成長を期すのも良いかも知れません。未だ成長途上で先が楽しみな本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
法理調教師のご逝去に伴って現厩舎に所属しています。ゲート入りが少し悪いですが先入れで対応できています。（笠松競馬・森山英雄調教師）


※2020年3月21日の競走（中山・3歳未勝利）において、枠入り不良となっており、出走停止および停止期間の満了後に発走調教再審査の制裁を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※笠松競馬場・森山英雄厩舎（岐阜県羽島郡笠松町若葉町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
2月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松谷　翔太