ファルーク　Farrokh　　セン　４歳　　※地方競馬　在籍

父ダイワメジャーは現役時に天皇賞・秋やマイルCS連覇などG1・5勝を挙げ、2年連続で最優秀短距離馬に選出。種牡馬としての活躍も目覚ましく、ファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝いた2011年以降、カレンブラックヒル（NHKマイルC）、コパノリチャード（高松宮記念）、ブルドッグボス（JBCスプリント）、メジャーエンブレム（NHKマイルC、阪神ジュベナイルフィリーズ）、レーヌミノル（桜花賞）、そしてアドマイヤマーズ（香港マイル、NHKマイルC、朝日杯フューチュリティS）やレシステンシア（阪神ジュベナイルフィリーズ）など多くのG1馬を輩出し続け、常時サイアーランキングの上位を賑わせています。

一方、母系は米2歳牝馬チャンピオンMiss Oceana（エイコーンSなど米G1・6勝）やジャンプラ賞の勝ち馬Kitwoodを産んだKittiwake（コロンビアナH）を4代母に持つ、アメリカ由来の名門ファミリー。近親には米G1馬Aruna（スピンスターSなど重賞4勝）を筆頭に、Surya（ダリアH）やHonoured Guest（仏2000ギニー3着）、Consort（セントジェイムズパレスS3着）などの活躍馬がズラリと並んでおり、おばミリオンベル（シリウスS2着、マリーンC4着）、おじアンフィトリオン（日経賞4着、小倉記念5着）ともに中央OP勝ちと活力に満ち溢れています。

本馬は2019年6月29日に中京競馬場の2歳新馬（芝1600m）にてデビューしております。初戦から積極的に前に行く競馬をしており、初戦で3着に入線するとその後も2着・3着と入線しており、勝ちきれないながらも地力の高さを見せてくれました。気性面で難しいところが見られたために去勢を実施しており、その後の6戦目に念願の中央初勝利を挙げました。しかしながら、それでも気性的な難しさがやや残っており、昇級後の成績も振るわなかったことから2021年1月に大井競馬に移籍いたしました。移籍後は2走しましたが、やはりここでも気性が災いして自分のレースができずに惨敗を喫してしまったことから今回の出品となりました。
中央所属時のレースではスタートから前に行くテンのスピードはかなりのものだったので、前に行けずに負けている大井での2戦は精神的なものが敗因になっていると思われます。能力的には決してここまでの負け方をする馬ではないので、気性の難しいところが出ずに本馬本来の力を発揮しさえすれば、現級では勝ち負けできることでしょう。肉体的にも精神的にもまだまだ成長の余地がある本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
スピードはありますが、気性的に難しいところがあります。大井での2戦はノーマル装備だったので、ブリンカーやパシュファイアーできっかけを掴みたいところです。能力は足りるはずなので、最後まで集中力が持続すれば勝ち負けになると思います。（大井競馬小林・荒山勝徳調教師）


※2020年3月19日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ケイツーステーブル（茨城県牛久市奥原町・KSトレーニングセンター内）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
2月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：林　正道