タマモケトル　Tamamo Kettle　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父ケープブランコは愛ダービー、愛チャンピオンSを制し、古馬になってマンノウォーS、アーリントンミリオンS、ターフクラシック招待Sと米G1・3連勝を飾ったアイルランド産の名馬。2018年には産駒が北米とニュージーランドで重賞制覇を果たしており、2019年には我が国での初年度産駒にあたるランスオブプラーナが毎日杯を逃げ切って重賞勝ち馬の仲間入り。自身が米芝牡馬チャンピオンでありながら、準OP馬ドウドウキリシマ（尾頭橋特別）や中央3勝スズノウメをはじめとして、日本における産駒たちはダート短距離でも勝利を収めているようにマルチな活躍を見せています。

一方、母系はサッカーボーイ（マイルCS、阪神3歳S）やステイゴールド（香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシック）、レクレドール（ローズSなど重賞2勝）らの活躍でお馴染みのロイヤルサッシュに遡る一族。母の全兄弟タマモホットプレイ（スワンS、シルクロードS）、タマモベストプレイ（きさらぎ賞）、タマモナイスプレイ（CBC賞3着）、タマモトッププレイ（関門橋S、六甲アイランドS）はいずれも中央OP馬で、母チャームポット（紅梅S2着、エルフィンS3着）自身もまたOP馬。半妹のタマモティータイムは昨夏の初勝利からすでに中央3勝、現在は準OP馬として活躍中です。
また、ケープブランコ×フジキセキの配合からは、金沢・南関東で6勝を挙げているオスティリオ、園田3勝ゴールデンブランコ、中央で勝利を収めて重賞にも挑戦したテイエムアカリオーなど、複数の勝ち馬が出ています。

本馬は2019年1月14日に京都競馬場の3歳新馬（芝1600m）にてデビューしております。デビューから7着・6着・5着と徐々に着順を上げて行き、そのまま前進できるかに思われましたがその後3戦して良いところがなくレースを終えており、2019年9月に笠松競馬に移籍いたしました。移籍後に3戦3勝とあっさりと中央再転入の条件を満たす走りを見せて、すぐに中央再転入を果たしたものの、1勝クラスで6戦して二桁着順が続いてしまったことから、2020年12月には再度笠松競馬に移籍しています。再移籍後は現在まで3戦2勝の成績を挙げており、笠松競馬場ならばもっと上を目指せるところを見せてくれました。笠松競馬の開催自粛決定に伴い、今回の出品となっております。
笠松競馬での成績は6戦5勝入着1回と圧倒的で、特に前走では2着馬に1秒以上の差をつける大勝をしていることから、本馬の能力に関しては疑うべくもありません。中央では良いところが見せられませんでしたが、地方の他場でも笠松での走りが出来さえすれば十分にやれることでしょう。さらなる飛躍が期待できる本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
法理調教師のご逝去に伴って現厩舎に所属しています。4着に敗れた前々走は挫跖の影響がありました。前走はぶっちぎりで勝っているように能力は高いと思います。（笠松競馬・森山英雄調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※笠松競馬場・森山英雄厩舎（岐阜県羽島郡笠松町若葉町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
2月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松谷　翔太