シゲルコブダイ　Shigeru Kobudai　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

曽祖母バジーは米G1・デラウェアHの勝ち馬。9勝を挙げた現役時代の活躍も去ることながら、繁殖牝馬としてもJeano（米G3・サラブレッドクラブオヴアメリカS、シャーリージョーンズH）を送り出し、Folklore（米G1・メイトロンS、BCジュヴェナイルフィリーズ）、Tizahit（米G2・デムワゼルS）など孫やひ孫からも活躍馬が続々と登場して一大牝系を築きつつあります。
本馬は2015年7月にJRA福島競馬場でデビューしましたが、11戦を消化して勝ち上がることはできず、南関東・川崎の現厩舎へ移籍。3戦目に3着と好走してきっかけを掴み、7戦目にして待望の初勝利を挙げました。C2クラスに格付けされてから思うような結果が出ていませんが、4歳という年齢と前述の血統背景からも、このまま終わってしまうとは到底思えません。移籍先での変わり身に期待したいところです。
なお、本馬は昨年9月12日のレース中、右眼に外傷を負い、現在もわずかではありますが白濁した部分が残っています。ただ、視力には影響なく、獣医の診察からもレースに悪影響を及ぼしているようには思えません。
その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられませんので、不安がある方は現地で獣医検査を受けてからの入札をお勧めします。

【本馬についての現状説明】
昨年9月12日のレース中に右眼に外傷を負い、現在もわずかですが眼球に白濁している部分が残っています。それでも視力に影響はなく、念のためしばらくはレースでホライゾネットを着けていましたが、今は外しています。怖がりな面がありますが、これは気性的なもの。獣医さんにもしっかり診てもらいましたし、実戦で影響している様子も窺えないので全く心配はしていません。右トモの球節が若干腫れているのは、以前のフレグモーネの名残。脚元は丈夫ですよ。今のクラスだとちょっと厳しい気はするものの、決して勝てない馬だとは思いません。冬場は毛ヅヤが今ひとつですが、暖かくなって毛ヅヤがよくなるこれからの時季に本領を発揮するタイプ。うまく噛み合えばポンポンと勝っても不思議はないでしょう。
（川崎競馬・田島寿一調教師）


※本馬はさく癖があります。

※本馬は南関東4競馬場への転入が可能です。

※本馬は現在、川崎競馬小向厩舎地区・田島寿一厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しており、売買成立後の引き渡しも同場所からとなります。

※本馬の預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。

※販売申込者：森中　蕃