ワイワイホワイト　Y Y White　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父クリーンエコロジーは新潟芝1800mで新馬勝ち。3戦目のデイリー杯2歳Sで4着となったあと脚部不安で1年以上の休養を余儀なくされましたが、復帰後はマイル以下の距離で着実に成績を伸ばしていきました。5歳3月のアクアマリンSを勝ってオープン入り。オープンの芝ではやや頭打ちの成績でしたが、ダートでは千葉S3着などの成績を残し、7歳時の洛陽S15着を最後にJRAの登録を抹消。門別に移籍すると、重賞のエトワール賞、道営スプリントに優勝し、交流重賞の北海道スプリントCで4着となるなど活躍。8歳秋まで走って引退、種牡馬入りしています。産駒のデビューは2020年で、血統登録された初年度産駒は11頭。そのなかから、ディープエコロジーが函館芝1200mで新馬勝ちし、サウンドブライアンが小倉ダート1000mの3歳未勝利戦を快勝。リュウノメアリーは門別、盛岡で3勝を挙げてJRAに移籍しました。2世代目以降で血統登録された産駒は1頭しかおらず、残された産駒は貴重です。

母系を見ますと、母ホットファッションは未勝利、サフラン賞を連勝。兄姉は5頭が地方競馬で勝ち上がっています。母のいとこには目黒記念3着のセイコーサンデーや、スパーキングレディーC2着のカチューシャ、東海S3着のアルトップランなどがおり、祖母シンシンパッションはJRAのダート短距離で3勝。3代母ビューチフルロマンは6勝を挙げ、根岸S3着と重賞、OPでも活躍しました。4代母ビクトリアクラウンはエリザベス女王杯の勝ち馬。その子孫には、アンタレスS、平安Sを勝ったグレイトパールや7勝を挙げたブライトアイザックなどがおり、現在も勢いのある牝系となっています。

本馬は2020年9月12日に中山ダート1200mの新馬戦でデビューしましたが、ゲートが開いてもなかなか発進せず、出たと同時に外に逃避。そのまま競走を中止し、1カ月の出走制限とゲート再審査を課せられました。その後は3カ月ほど時間をかけて立て直し、12月の中山ダート1200mで仕切り直しの一戦を迎えます。ゲートは駐立で少しガタガタするところはあるものの、出はまともになっており、互角のスタートから中団馬群を追走。ただ、3コーナー過ぎでペースが上がってから手応えが鈍り、直線も失速して最下位の16着でゴール。今度はタイムオーバーのため1カ月の出走制限を受けました。今度は4か月ほど間隔をあけて再度中山ダート1200m戦に出走。今回も互角のスタートからダッシュがつきましたが、早めに手応えが怪しくなって後退し、16頭立ての最下位でタイムオーバーとなりました。
繋ぎが立ち気味のため速いところをやると球節周りがボーッとしてしまい、慢性的な球節炎ような感じとなっていますが、歩様には影響がありません。なかなか続けて競馬を使えない状況で、少し気の悪さもあって成績も上がってきませんが、ゲートという大きな課題をクリアできたのは今後の競走生活にとってもプラスと言えるでしょう。これから脚元がしっかりして順調に競馬を使えるようになれば着実に力をつけていってくれるはずで、地方競馬の深いダートも向いていると思われます。
なお、3走前の競走において『出走停止処分』の制裁を受けており、ホッカイドウ競馬限定で転入が可能となります。その後の転入可能の競馬場については、添付の画像をご確認ください。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2020年9月12日の競走（3走前）において、発走直後に急に外側に逃避したため競走を中止。1ヵ月間の出走停止処分および発走調教再審査の制裁を受けています。
転入先の競馬場によって発走検査等を課されることがありますので、必ず各主催者にお問い合わせのうえ、ご確認ください。

※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2021年6月17日まで平地競走に出走できない）」を受けています。（通算2回目）
　　　2021年4月17日（土）　3回中山7日　1R　3歳未勝利牝　　ダ1200m（稍重）
　　　結果16着　　タイム1:18.4（1着馬からのタイム差6.5秒、5着馬からのタイム差5.4秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
4月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山田　泰司