モズトリプルエー　Mozu Triple A　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父グランプリボスはNHKマイルC、朝日杯フューチュリティSとG1を2勝し、英国・香港と海を渡った名マイラー。待望の産駒は2018年にデビューイヤーを迎えており、これまでに中央・地方で101頭が勝ち名乗り。中央では今年2月の小倉において破竹の3連勝で準OP入りしたモズナガレボシを筆頭に、ヒロノトウリョウ、タイキルークス、オカリナ、モズピンポンらが2勝以上を挙げており、地方では門別・イノセントC、川崎・鎌倉記念を連勝したリーチや、金沢・石川ダービーを大差勝ちしたロンギングルック（金沢重賞3勝）、高知・土佐秋月賞を含む6連勝など計9勝を挙げているモズヘラクレス（母の父は出品本馬と同じキングカメハメハ）、浦和・桜花賞2着のゼットパッション（母の父は出品本馬と同じキングカメハメハ）、そして先日の水沢重賞・スプリングCで岩手重賞5勝目を挙げたリュウノシンゲンなどがNAR重賞戦線で躍動しています。

一方、母系は半姉にエリザベス女王杯の覇者モズカッチャン（フローラS、オークス2着、秋華賞3着）の名が燦然と輝く良血ファミリー。おじにクインズハリジャン（京王杯2歳S2着）やモズ（札幌2歳S2着、岩手重賞2勝）、いとこにラテンロック（播磨S、アハルテケS2着）、近親にPoet's Voice（クイーンエリザベス二世S、英シャンペインS）やゴールドティアラ（南部杯、プロキオンS、シリウスS、ユニコーンS、かきつばた記念）、ステファノス（富士S、天皇賞・秋2着、大阪杯2着、クイーンエリザベス二世C2着）など、各カテゴリーにおける活躍馬が目白押しとなっています。

本馬は2020年3月7日に阪神競馬場の3歳新馬（ダート1400m）にてデビューしております。初戦は良いところが見せられずに敗れておりますが、1150mに距離を縮めた2走目は大幅にタイムを縮めて勝ち馬に0.8秒差の4着に入線して能力を示しました。さらに1000mへ距離を縮めて挑んだ5走目には0.5秒差の5着に入線しており、中央での勝ち上がりも十分に視野に入っておりましたが、8月最終週の未勝利戦で勝ちきれずに2020年10月に園田競馬へ移籍しております。
移籍後初戦は馬体増の影響もあって4着と精彩を欠きましたが、体制が整った2戦目と3戦目を連勝して中央再登録にリーチをかけました。しかしながら4戦目を3着と一度足踏みをすると、2021年1月2日の5戦目は競走前に右前蹄叉を交突して負傷したため競走除外となっております。さらに6戦目となった2021年4月13日の前走では鼻出血があったため1番人気に支持されながら10着と大敗を喫しており、さらに20日間の出走制限を受けたため、今回出品する運びとなりました。
中央では道中後方で脚を使っていたために前までは届いておりませんでしたが、移籍後は前目につけて直線で抜け出す競馬ができており、しっかり競馬を覚えてきたという印象を受けます。近走ではトラブルに見舞われておりますが、レースを見る限り確かな能力を備えていることは間違いなく、これからまだまだ大きく成長する可能性を秘めていると言えるでしょう。また兄弟馬の顔触れを見てもここで頭打ちになるような馬ではないことを予感させてくれます。これからの成長と活躍が大いに期待できる本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
蹄の怪我は3ヵ月休養して完治しています。あと1勝で中央再登録が可能です。なお、前走後2日間、体温が39度まで上がりましたが、現在は平熱です。（園田競馬・新子雅司調教師）


※2021年4月13日の競走中に鼻出血を発症し、20日間の出走制限を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2021年1月2日の競走（2走前）において、馬体故障ため競走除外となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬場・新子雅司厩舎（兵庫県尼崎市田能）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)キャピタル・システム