ラウンシー　Rouncey　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

ラウンシーをご紹介いたします。

本馬の父はパイロ。2020年度の地方サイアーランキングではサウスヴィグラス、ゴールドアリュールに次ぐ3位の成績を残している、実績十分、次代のダート界を担う種牡馬です。
母はデストリアーです。母系を遡るとそのファミリーからは2017年のBCターフ(G1)の勝ち馬で現在は日本で種牡馬として活躍するタリスマニックや富士S(G3)・シンザン記念(G3)を制したロジクライ、2019年にこの世を去った名馬ディープインパクトなど、多数の活躍馬を送り出す名牝Highclereのファミリーの出身です。

本馬は2020年7月下旬の新潟ダート1200ｍ戦でデビューします。スタートから行き脚がつかず、道中は最後方を追走し、直線では外に持ち出されると上り3位タイの末脚を繰り出しますが、先頭集団を捕まえることはできずに勝ち馬から1.9秒差の9着でデビュー戦を終えます。
2戦目は10月中旬の東京ダート1400m戦に出走します。スタートから出たなりの9番手の位置で追走し、直線ではまたしても上り3位の末脚を伸ばしますが、逃げ馬がそのまま勝ち切る流れに苦戦し勝ち馬から2.1秒差の5着でのゴールとなりました。
3戦目は11月初旬、2戦目と同じ舞台の東京ダート1400m戦に出走します。発馬でワンテンポ遅れてしまった本馬は最後方からのレースとなりましたが、直線に入ると馬群の中を上がり最速のタイムで追い込みましたが一歩及ばず、勝ち馬から0.3差の4着と惜しい競馬となりました。
この結果から初勝利は間近と思われましたがその後は調子を落としてしまい、思う様に結果の残せないレースが続きました。迎えた6戦目、2021年5月1日の東京ダート1400m戦に出走し、勝ち馬から2.2秒差の10着となったタイミングでJRA競走での勝ち上がりを諦め、地方競馬に新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬は計6戦を消化したのみと経験が浅く、また未勝利戦での勝ち上がりまであと一歩のところまで迫った実力がありますので地方競馬の流れを経験し、適応さえできれば十分に活躍は可能と考えております。また引退後は繁殖牝馬としての活躍も見込めるのではないでしょうか。何卒ご検討の程、よろしくお願い致します。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
5月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)