タッチミーベイブの18　Touch Me Babe 18　　牝　３歳　　※繁殖牝馬（空胎）

父リアルインパクトはディープインパクトの初年度産駒で、新馬勝ちの後、京王杯2歳S、朝日杯FSと連続でグランプリボスの2着。3歳時のNHKマイルCでも同馬の3着に敗れましたが、続く安田記念では鮮やかに古馬を撃破。史上初の3歳馬による優勝を果たし、G1初勝利を飾りました。その後もマイル前後の重賞で好走を続け、5、6歳時には阪神Cを連覇。7歳時には初の海外となる豪州遠征を敢行し、ジョージライダーSで2度目のG1制覇を果たしています。種牡馬としては現4歳世代が初年度産駒になり、早期から続々とJRAで勝ち上がり。ラウダシオンがNHKマイルCに優勝し、早くもG1ホースが誕生しました。他にもLunar Impact（WATCWAオークス）やアルムブラスト（カンナS）、イプシランテ（由布院特別、昇竜S4着）、ピーエムピンコ（秩父特別）、シャチ（両国特別）、デスティネ（船橋重賞・東京湾C3着）、ティーズダンキー（名古屋重賞・梅桜賞）など、芝・ダートを問わずスピード・パワーを生かす産駒が目立っています。

一方、母系は米最優秀3歳牝馬、加年度代表馬Fanfrelucheや名種牡馬Night Shiftを産んだCibouletteを5代母に、Silky Sweep（ボールドルーラーH2着、スポートペイジH2着）を産んだSilk Lillyを4代母に、米リステッド競走の勝ち馬Make Contactを祖母に持つ、北米由来の優秀なファミリー。Chapel Royal（サンフォードSなど米重賞2勝、米シャンペインS2着、ホープフルS2着）やGypsy Diamond（ムーニーヴァリーフィリーズクラシックなど豪重賞3勝）らもこの一族の出身で、半兄アジアンテースト（中央3勝、清里特別、昇竜S4着）やサンスクリット（大井2勝）など、兄姉4頭すべてが勝ち上がっている点も見逃せません。また、これらの血統背景はもちろんのこと、サンデーサイレンスの3×4を成立させやすい点も繁殖牝馬として大きな魅力の一つと言えるでしょう。

本馬は20年4月24日（2歳時）に右橈側手根骨（遠位端）の骨片摘出手術を行っております。手術は成功し、その後は休みを入れながら調教を重ねてきましたが、2021年7月13日に跛行。翌14日にレントゲン検査を行い骨折は確認されなかったものの、未勝利戦に間に合わないことから、繁殖牝馬のカテゴリーでオークションへ出品することになりました。
また、2019年9月28日（1歳時）に喉頭片麻痺手術（神経再支配）を行い、こちらも成功。調教中に喉が鳴ることはなく、手術跡もほとんど見えませんが、手術歴としては残っています。
現状渡しのノークレームノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※現在の馬体重は490kgです。

※ノーザンファーム空港（北海道苫小牧市美沢）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
7月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ノーザンファーム