ミレッシモ　Millesimo　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

母のオリエンタルリリーは500kgを超す大型馬で雄大な馬格の持ち主であり、中央競馬で3勝を挙げました。勝鞍はダート1800m、ダート1200m、芝1200mで挙げており、様々なカテゴリーで結果を出しています。引退レースとなった芝1200mのレースでは1分7秒8で勝利しており、豊かなスピードを秘めていました。母の弟であるサンデーウィザード、ヒーズインラブの2頭が重賞ウィナーとなっており、他にも素質馬の名前が見られるように、魅力のある牝系の出身です。
本馬は芝1600mでデビューすると、出遅れながらも5着に入っており、初勝利の期待を抱かせる内容のレースをしていました。成長曲線が緩やかであり、その後は思うようなレースができませんでしたが、名古屋競馬に移籍後は2、3、2着と、勝利まであとひと押しという内容を見せています。しかし、前走後に左前脚の跛行を呈し、レントゲン検査を行った結果、左前脚橈骨遠位端の剥離骨折を発症していることが判明。初勝利目前の段階ではありましたが、ファンドの継続を断念することになりました。
復帰までは3～4ヶ月はかかると見込まれていますが、復帰後の活躍も期待できますし、前述の血統構成から、繁殖牝馬としての可能性も大いに感じる1頭ですので、是非とも導入をご検討ください。キャンセルには応じられませんので、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。不安がある方は現地で獣医検査を受けてからご入札いただけますと幸いです。なお、両前脚に回復途中の外傷があります。

【本馬についての現状説明】
こちらに来てから安定した成績を収めており、まだ緩さもあって伸びしろがあるだけに、治癒後に活躍することも十分に可能だと思います。どんなレースでもできますし、一本調子ではないのがいいですね。砂を被っても問題なく、根性もあります。復帰後、ダートでも勝利を積み重ねられそうですし、芝の方が合うとみていますので、将来的には南関東競馬への移籍や中央競馬への再転入を視野に入れても良さそうな1頭です。（名古屋競馬・今津博之調教師）


※2021年11月24日に左前脚橈骨遠位端の剥離骨折を発症しています。

※2021年11月11日の競走（2走前）にて、冠膝のため出走取消となっています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・今津博之厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
12月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ライオンレースホース(株)